内容説明
日本においてCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)が無批判に受容されている現状を見直し、CEFRの訴える外国語教育の理念と正しい用い方などを考える。2018年公開のCEFR-CV(増補版)にも言及。姉妹本に「現実編」。
目次
第1章
欧州における「多様性の中の統合」と多言語・複言語社会
安江則子
第2章
CEFRはなぜわかりにくいか―CEFRの成立とその構造
西山教行
第3章
CEFRとスイスのアーミーナイフ―その概念から使用まで
ダニエル・コスト
大山万容(訳)
第4章
言語教育の視野を広げる―仲介・複言語主義・協働学習とCEFR-CV
エンリカ・ピカルド,ブライアン・ノース,トム・グディア
倉舘健一・下 絵津子(訳)
第5章
CEFRの文脈化とその先に関する6つの考察
アンリ・ベス
長野 督(訳)
第6章
CEFRと増補版―関係者,専門家としての見解
マルギット・クラウゼ小野,モニカ・シルモイ
松岡真由子・堀 晋也(訳)
第7章
社会的行為主体を実現するアクション・アプローチの意味
―CEFRの複言語主義解釈から言語教育実践の方向性へ
細川英雄
第8章
「亡霊へのシンパシー」と言語概念認識の歩み―CEFRの睥睨に対峙する諸言語の影
エマニュエル・ユヴェール
倉舘健一(訳)




