内容説明
美術館に行きたい、鑑賞したい…でも行きにくい、展示が見づらい。
障害のある人、移民の方々、引きこもり、病人、幼児などへの対応は必要なはず。
なのに美術館は行きにくいと思っている……誰もが来れるような美術館だったら、誰にとってもより魅力的なはず……と、そのヒントを探して20の公立美術館を調査した結果がこの本です。
結局わかったことはと言えば、こんなに多様な試みが!しかし館外の市民は知らない!
さらに驚いたのは学芸員が、他館の活動を知らないという事実!
ユーザーである利用者が美術館とともに変えてゆく方法も含め、この本がお伝えしたいことです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuo Mizouchi
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違和感。 美術館は本来、福祉施設ではない。 アール・ブリュットも障害者アートではなく、制度の外から生まれた自由な創造のことだ。 誰もが文化芸術に触れ、制作できることを目指すなら、人を機能の集合体として捉え、発揮されていない機能(能力)を社会がどう支援するかを問うべきだ。 文化芸術は作品の卓越性を超えて、創造プロセスそのものが社会をつくる道具となる。 美術館はその潜在能力を開く場である。 そのためには、文化芸術が経済のみならず、心理・社会・地球に与える影響を見える化する必要がある。2025/11/01




