内容説明
首相も大統領も、IT、ケータイ会社も……
ウソばっかり!
「言葉を舐めてませんか?」
この時代の「まっとうさ」を愚直に問い直す。
上場ITメディア企業、通販会社、浮気男、サイコパス、
新聞、週刊誌、テレビ、世界中の政治家たち……
ウソつきの国、ウソつき会社、ウソつきたちが急増中!?
著者は、「ふつうのおじさん」の立場から、本を読み、ものを書き、
34年会社に勤め、「まっとうに生きること」を問いつづけてきた。
地に足のついた思考を求めて、今こそ、著者の声に耳を傾けよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
20
私の贔屓のミシマ社の単行本です。日本は何時からウソつきの国になったか。小保方さん佐村河内守さん、安倍総理、電通事件、傍証は有り余るほどあります。書き下ろしでこれ程笑えて納得最後には「だれもウソなどつきたくはない」で締めるあざやかな普通の人の平和論。二大戦犯はマスゴミ、そして企業の様に思えます。ある意味平成の山本夏彦さんかな?(世はいかさま、とかくこの世は無駄と嘘などの著作があったコラムニスト)嘘も方便下痢も大便。時間を忘れて読み耽りました。2017/03/11
香菜子(かなこ・Kanako)
9
ウソつきの国。勢古浩爾先生の著書。日本は政治家もウソつき、企業もウソつき、メディアもウソつき、個人もウソつき。ウソつきだらけのウソつきの国。確かに確かにと思いながら楽しく読めました。ウソつきのいない誠実な国であってほしいです。 2017/12/05
まゆまゆ
8
世の中はピンからキリまでの悪質なウソに満ちている、ということを綴ったエッセイ。本音と建前を使いこなす現代日本はウソをある程度ウソであると理解して接しているところがあるが、どこまでがついていいウソかどうかの線引きは曖昧である。自己弁護のための言葉の使い方についての考察はなかなか興味深い。起こってしまった事に対して本質的には誰もが責任を取れないというのも納得できる。2017/08/23
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
4
勢古浩爾といえばルサンチマンの代表のようなところがあったのに、あれはどの本を読んだ時だったかな、え?この人って実は性善説のいい人?と思ったのは。そうか、この人は一貫して正直ものだったのだ。バカを見る正直ものだったのだ。なのでルサンチマンにならざるを得なかったのだろう。宮崎駿を引き合いに出すとこ、ほんとうのことを言うというのはウソをつかないという意味ではなく、思ったことをちゃんと言語化する、ということなのだな、と納得。言わない人も嘘つきなのだ。嘘をつく人より言葉にしない人のほうが見殺しという点で罪は重いのだ2017/03/25
Cちゃん
3
長らく放置していた本。一向に片付かないので、休日に読破。俗な私たち人間にとって色々痛いところ突いてくるなーと思いながらも、でも嘘も方便、正直者はバカを見るって言うしな〜など、色々考えてしまう。テロで肉親を亡くしたアブエライシュ氏の「怒りや憎しみという病に取り憑かれたなら、残の人生を癒えることのない病に冒されつづけて生きるほかはない。憎悪は自分を毀損するだけである」は考えさせられた。2018/09/24




