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内容説明
「なにもしない」料理が、
地球と私とあなたを救う。
土井節炸裂、一生ものの雑文集。
『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化!
レシピとは人の物語から生まれたお料理のメモ。他人のレシピは他人の人生から生まれたもの。でも本来、料理は自分の人生から生まれてくるものです。それがあなたの料理です。
つたなくっても、自信がなくっても、私はいいと思います。「味つけせんでええ」というのは、それを大切にすることだと思っているのです。
一生懸命お料理すればそこにあなたがいるのです。お料理するあなたが、あなたを守ってくれるのです。――「まえがき」より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
115
日々思うところのエッセー。人生万般を根本にして、料理という側面から、自然や世界を見渡そうとする試みを一冊にまとめました。ちょっと強引な箇所も散見されるが、「自然に感謝して、季節の恵みを素材に、家族を思って料理する」との思想は、さすが和食の料理人と思いました。2025/02/28
あすなろ@no book, no life.
97
一汁一菜を提唱された著書を上梓されてからのその後と実践という感の土井先生の随筆集。僕は土井先生の著書が好きであり、気付くと折りに触れて読ませて頂いている。本書も先生ご自身が冒頭に書かれているとおりである。私が書いたものを読んで頂けるのは、料理を通して見える何か料理とは違う世界がその背景にあるんじゃないかと感じてくださっているからの様に思う、と。正にそのとおりで僕はそれを先生の豊富な知識や読書家である事や今迄のご経験等から綴られる随筆に求めてます。また先生の考えの世界に入れる様、次なるご著書をお待ちしてます2024/12/29
けんとまん1007
77
本棚の分類を「哲学」とした。常々、思っていたことではあるが、土井さんの本は、基本なる思想があり、その発露の一つとして料理がある。料理をすることの意味、それをいただくことの意味、それが生きること・生き方にも結び付く。頭でっかちにならないように、自分の五感を持って料理にたずさわる。その先には、料理を通してつながる人たちへの思いの広がりがある。2024/04/30
アイシャ
48
お料理の達人のおっしゃることは時に哲学的で理解するのがむずかしい。でも土井先生が料理作りを主に担当する主婦たちに支持される理由はわかる。タイトルにしても「一汁一菜」を唱える姿勢にも どこか料理をする者の心をホットさせてくれるものがある。料理することは他者を思いやる気持ちなのだと言い切って下さるところ嬉しいです。他者を思うからこそ料理する。そこに過剰に「おいしい」を求めなくてもよいのだ、と応援されている気がします。2025/02/18
たまきら
47
「ちゃぶ台」という雑誌で連載されていたものをまとめた一冊です。最初は「土井さんの息子」として、そして端正なレシピを紹介する料理研究家として。今では「料理をこれからも継承するために」をテーマとした思想家として、彼の言葉を楽しませてもらっています。「地球と人間のあいだに料理がある」という壮大な言葉に一瞬ビックリしましたが、あれ?その通りだ!2025/01/27




