内容説明
都内の税理士事務所の事務員として働いている遠野由依(とおの ゆい)は、同じ職場の恋人の浮気に悩んでいた。
幼い頃に住んでいた京都を訪れ、少し年上の幼馴染みで長年の文通相手でもある志嶋響(しじま ひびき)の案内で、鞍馬寺でパワーチャージすることに。
すると、鞍馬のパワーと、響の実家である猫神社のご加護のおかげか、由依はなぜか幽霊猫が見えるようになっていた!
響と、自身の飼い猫だった幽霊猫・蜜柑(みかん)の後押しを受け、由依は京都に移り、響がやっている個人ツアーガイドの会社「またたび旅行社」の仕事を手伝うことに。
響の住居兼事務所でもある、西陣の元織屋さんの町家の離れに居候させてもらい、新生活がスタートする。
響とともに京都ガイドをする中で、由依はお客さんの側に、幽霊猫がいることがあるのに気付く。
幽霊猫たちは、どうやら寂しさや孤独を感じている元飼い主たちの近くにいるらしい。
由依はガイドのかたわら、お客さんたちの悩みにも、そっと寄り添おうとして……?
京都の名所と猫でおりなす、ほっと優しい旅と恋の物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
9
なんとも可愛いお話だった。 幽霊猫と出会えるなんて羨ましいなぁ。 恋人を捨てて(あえてこの言葉を使う)京都でツアーガイドの仕事を始めた由衣。 幼馴染の響との関係がなんとももどかしいというか、甘酸っぱい。 お客様の個人用のツアーを作成して京都を巡るので、京都の名所が盛りだくさんなのも素敵。 久々に行きたくなる。 続きがあると嬉しい。 大悲閣もひっそりした名所だけど、隠しておいたほうがいいかしらw2026/03/02
泣いたのは青おに
0
悩みがあるなら京都へお越しを。 幽霊猫たちと京都の名所を巡りませんか? あなたの心に引っかかっているものはなんですか? またたび旅行社へどうぞご依頼下さい。 幼なじみの響と由依が優しく見守りそっと背中を推してくれます。 そんな2人の関係も気になりますかね 由依が京都に来た理由、結婚目前のカップル、すれ違い晩年夫婦の絆、古い友人との再開、近づく2人の関係 寺社仏閣巡りも猫への想いも家族や周りの人たちへの想いも色々ひっくるめて楽しめました。 観光への足がかりに、まだ話は膨らむかしら?2026/02/16
くりっちぃ☆
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完全なるジャケ買い。 猫幽霊である必要があったのかは微妙なところだが(イマイチ設定の必要性が感じられない)話は穏やかな京都ガイド。 沢山、京都に関する著作をお持ちの作者様なので、取り扱われる神社のバランスが良き。 ふらっと京都に行き、人の居ない神社へのお参りはすることがあるが、ちゃんと知識持って伺うともっと楽しめるんだろうなぁ、と思った作品。2026/01/27




