内容説明
「あなた――『視える』んですね?」
北海道・函館。
海風薫る異国情緒溢れる港町に住む大学生・日野桃吾は、祖父の死をきっかけに、美しい女性・館花詠子に出会う。
けれど彼女はアンティークを愛し過ぎる人だった。
「私は、何もかもを知り愛したいの」
――たとえそれが曰く付きだとしても。
巻き込まれた桃吾は、今日も詠子とともに謎を解いていく。
時には切ないこともあるけれど、古き物に宿った想いに向き合いながら――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
北海道・函館。大学生・日野桃吾が亡くなった祖父の遺品をきっかけに、工房を営む館花詠子に出会う北国の懐古録。自分を育ててくれた祖父母の家を手放すことを受け入れられず、忙しい日々を過ごしていた桃吾が、祖父宛のDMをきっかけにアンティークを愛し過ぎる詠子と出会い、ケイトに取り憑いた金髪少女の霊や炎の記憶が蘇った衝立の向こう側にあった真相、目を話すと移動している回転椅子、霊感がある人にだけ人魚に見える人形などに対処していく中で、ようやく少しずつ現状に向き合えるようになった桃吾と詠子の物語をまた読んでみたいですね。2026/01/22
小梅さん。
13
「みえて」しまう大学生の桃吾。 なんか、いい人すぎて心配になってしまう。 怖い思いをしながらも、詠子に振り回されながら、アンティークに残された「思い」を読み解いて解決していく。 『弁当屋さんのおもてなし』とは、まったく違う雰囲気の作品で、むしろ、詠子さんは櫻子さんのようだった。 アンティークへの偏愛ぶりといい、周囲を振り回すところといいw 最終話では、桃吾本人の家族の問題も解決に向かうようで一安心。2026/02/14
藤倉悠也
3
★★★面白かった。ただ自分自身も含めて見える人を何人か知っているけれど、子供の頃から見える人は、それが見えてもあまり怖がらないよ。2026/02/09
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