内容説明
田所房子は宗二と結婚して5年。新婚時は弁当屋でバイトをしていたが、夫の転職を機に辞めた。ある日、夫から「おれ、部屋借りようと思うの」と切り出される。房子は不満ながらも合い鍵をくれるならと受け入れる。対して宗二は風呂のない四畳半の生活を満喫していた。宗二に好意を寄せる同僚・和田レミが突然泊まりに来たり、立ち食いそばをひとり啜ったり。房子は宗二に住所を尋ねず、合い鍵を片手に宗二の部屋を捜し歩く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナオ
12
分からん。いや、面白かったんだけど、帯にあるように結婚5年、子どもナシのリアルがこれだとしたら、不可解過ぎる。結婚してる人、結婚してた人が読んだら、あるある過ぎて膝を打つのか?嫁、旦那の視点から順番に物語は語られ、嫁はちいさい頃、天才少女とテレビに出たりしてたけど、今はフツーの専業主婦。 夫はだらしない父親のようにならないようにビジョンとゆー概念が有るらしい。何かややこしそうな2人。ある日、夫が部屋を借りると宣言。 住所も聞かず合鍵貰って受け入れる妻と。読ませるよ。2人どうなるのか。しみじみ怖い2026/02/06
Hanna
8
なんだかちょっと私には分からない感覚。2026/03/05
bluelotus
5
★★★☆☆ 登場人物も含めてとても空虚な物語だった。本当に夫婦でいる意味があるのかどうか。2026/03/26
takakomama
3
房子と宗二は30代、結婚5年目の夫婦。ふたりともやりたことや夢が無くて、淡々とした毎日は、宗二の借りた部屋のように空っぽ。親の期待や状況に応じた受け答えは、お芝居のセリフみたいです。房子が夫が借りた部屋の住所を教えてもらわないことも、部屋を探し歩くことも、私には不可解です。2007年9月刊行の講談社文庫を加筆修正。2026/03/07
クロマキー
3
自分の居場所とは。欲望はないのに居場所を委ねることができない頑固者たち。2026/02/07




