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内容説明
SNSアカウント「昔の芸術をつぶやくよ」で人気の著者が、名画を通してヨーロッパの驚きの暮らしを紹介。楽しいウンチクが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
34
著者はXで「昔の風俗をつぶやくよ」と「昔の芸術をつぶやくよ」という人気サイトを連載している。通常の歴史画や肖像画、風景画よりも庶民生活の一コマを映した風俗画が大好きという楽しい方です。今回は近代ヨーロッパが主で、貴族と庶民の一日を描いた絵を主流に載せています。貴族のお嬢様の肩が凝りそうな毎日や、ガヴァネス、体を売ることでしか生きていけない気の毒な女性。そして愉快な酒宴や博打、肩が凝らない美術鑑賞と思って楽しんでみてはどうでしょう?2026/01/29
あじむ
12
名画から当時の生活文化を読み解くという1冊。世界史の教科書などでは史実の名場面を描いたものが多いので、この視点で絵画を楽しむのは新鮮でした。こうしてみると有名無名な作家による、いろんな風俗を描いた絵画があるんですね。 仕事をしなくてよい貴族の遊びを知れる一方、平民との違いを出すために変なものに手を出すというのには貴族のバカらしさを感じられて面白いです。 当時の文化を知ることができる一方で、絵画の解説は少ないのでが少し残念でした。もっと絵画をじっくり見たくなるような解説も欲しかったなと思いました。2026/10/17
takakomama
11
著者の肩書「絵画デリュージョニスト」のデリュージョンとは妄想という意味だそうです。画家や絵画ではなく、描かれている貴族や庶民の当時の生活の解説。貴族と庶民では生活が全然違います。初めて見る絵画も多かったです。2026/05/22
Inzaghico (Etsuko Oshita)
9
小ネタ系から核心に迫る種類の説明が好きなので堪能した。 「コーヒーハウス」は男子禁制の社交場だったそうで、エリートや上流階級が集まるクラブの平民版だったのか。クラブなら食事したり酒を飲んだり、とゆったりした感じで社交ができたのだろうが、コーヒーハウスだとわいわいがやがや、談論風発という印象だ。当時の国王からは不満分子の巣窟扱いされたという。 赤ちゃんの「スワドリング」が、エビの天ぷらに見えるという一文に大笑いした。アイスクリームの円錐コーンにも見えるけれど。2026/07/16
ヨハネス
7
絵にまつわるエピソードなどが教養欲を心地よく刺激してくれる。語り口がとてもカジュアルなのでお堅い教養本を求める人には合わないかも、でも楽しく読めるんだから自分にはとても有り難い。「そういえばノット編みってどんなのだっけ」とか、途中で調べたくなることだらけ。コロンブスがネイティブアメリカンから梅毒を持ち帰ったのは有名だけど、あちらに天然痘で甚大な被害をもたらしたのは知らなかった。枢機卿が赤い服を着るのも、スフィンクスが女であることも、ジョセフィーヌがカリブ海出身だったり、ローマ帝国にオルガンがあったことも。2026/04/03
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