内容説明
やりたいようにできなかったり、望んだ環境じゃなかったり、そのままの自分を認められなかったり、言われたくないことを言われたり、言ったり。それでも、泳いでいくしかないのだ。少しずつ傷ついたり傷つけたりしながら。――「はじめに」より
「シゴデキ」を目指すも休職。地元と東京への愛と憎。結婚と産まない選択……。
「がんばらなくていいよ」って本当?
ご自愛って、結局なんなんだ?
地元に戻ったほうが幸せなのか?
そんな疑問を抱きつつ過ごす同世代に読んでほしい、
いま30代女性から圧倒的支持を集める書き手が送る、もがきながらサバイブする私たちへのエール。
創作大賞2024(note主催)入選作「祖母の歌集」を収録!
【目次】
はじめに
祖母の歌集
東京への憧憬
婚活と記号
シゴデキのジレンマ
二つの空白
「がんばらなくていいよ」という嘘
「スロー」でも「キラキラ」でもないライフ
「移住婚」はしたけれど
イオンになっていく田舎で
盆にくるおばさん
身銭と身の丈
かぼちゃを棄てる
さよならモンスター
結婚するなら何も奪わない人
じゃあ一体、誰が皿を洗うのか
清水買いカルティエと偽ティファニー
狂ったハムスター人生
猫型配膳ロボット未満
口座残高リアルフェイス
「いつか着たい素敵な服」の力
コンビニとマツキヨが呼んでいる
ご自愛と界隈
正しさパンチ
君と私の無事に乾杯
センセーショナル(?)な叫びがありふれた言葉になるまで
「自分もやってみる」までの遠回り
荒波もバタ足で
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
12
子どもを持たないことを決めた著者が、自らの体験や思考を赤裸々に綴ったようなエッセイでした。ともすれば反発を浴びかねない(もう既に批判もあるのだろうけど)内容ながら、読み進めていくうちに「そういう考え方もあるのか」と別の視点が感じられて面白かったですね。2026/02/01
あやや
4
ツッキーさんは思慮深くて言語化力が高くて感情の解像度を数段上げてくださるスーパー語り手なイメージだけど、背伸びせず正直に心のうちを教えてくれるようなエッセイだった。私にも身に覚えがあると思う感情にも、全然知らない感情にも出会えて嬉しい。2026/02/01
つるみ
3
新刊コーナーで面白そうだったのでゲット。著者と共通点(本家、選択的子なし、長野に縁あり、昇進意欲なし等々)が多々合って、時々でわかるなぁと思いながらサクサク読みました。前著も気になったので、早速Amazonでポチりました。兼業物書き尊敬です!応援しています!あまり無理なさらず。2026/01/19
相沢ユウ
2
町田康の『俺の文章修行』で「自分のなかにある知らぬ間に教え込まれた「善悪フォルダ」を(書き手であるからには)見つめる必要がある」みたいなことが書いてあった(と思う)。世の中のアレコレに断定的(断罪的)に論じる言説は数あるが、この『傷つきながら~』の著者は、自分の「善悪フォルダ」(自分にとっての正義、憤る物事、すべきだと思っている事)を開陳しつつ、それを批判的に語っている。民主主義と資本主義のマクロな矛盾を肌で(ミクロで)受けながら、極めて個人(史)的にブーブー言う感じが面白い。ブロガー世代?の語彙を感じる2026/02/13
かな
2
同世代なのでわかると思うところがたくさんあった。気持ちが軽くなった。2026/02/11
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