内容説明
元編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ――。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。そこに集う面々のさまざまな人生を、柔らかな眼差しで描いた14の物語は、ひとつひとつがきらきらと輝きながら、あなたの胸に、懐かしさを届けるだろう。彷徨う季節を通り過ぎたとき、人は、どこに向かうのか。郷愁と共感の青春群像小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
との@恥をかいて気分すっきり。
17
香納氏の自叙伝的な小説。出版業界の厳しさの中で30代を迎える主人公が成長していく様子が綴られる。仕事師としての矜持あり、友情あり、恋愛ありの大人の青春に胸がくすぐられる。自分が30代の時ってこんなにしっかりしてなかったなーと思いながら読みました。2013/12/29
雛
4
短編だけど、登場人物は固定。1冊の本の中で4年の年月が流れ登場人物もそれぞれの道を模索し歩み始める。20代〜30代前半の年齢設定だからこそ体力的にも乗り切れるし、恋愛なども織り込めると思う。ただ…年齢設定の割には達観し過ぎてる感じが否めないのですが、あれだけのハードワークを乗り切れるのは・挑戦するのも、やはり30代前後なのかもしれない。1冊の雑誌が世に出る前段階の締め切りに追い込まれる緊迫感は(ライターの締め切り)→出版会社。舟を編むとは異なりますが、世に送り出す産みの苦しみの現場を垣間見る様相でした。2024/07/08
RIN
3
出版に関わりながら、人生の次のステージを模索する30歳前後の青年たちの物語。業界の内輪事情や著者の自著に対する思いなどが窺われて興味深い一作になっている。ただ。自分が未熟なせいかもしれないが、とても30前後の若者とは思えない諦観の混じる人生観や疲労感に違和感が拭えない。男女関係も、この年頃なら恋愛、恋人だろうに、情事、愛人と描写したいほど。これが50前後の第二の人生を求める物語であっても全く違和感なく読めてしまうのは何故だろう。それでも、著者に好感を抱かざるを得ない良質な小説だ。2011/05/08
らびお
2
編集者という仕事を知ることができた。オジサンたちを思い浮かべて読んでいたら、30代の青年たちの青春物語なのである。苦労人ばかりだし、恋愛も身の回りでグルグルしていて古臭さを感じたが、どうやら自伝的小説らしい。納得。2022/01/03
シロー
2
著者の香納さんの自伝的内容になってますね。ヒロインのキャラが立ってて好かったです。2011/11/17
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