内容説明
『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか? 四十三歳の落とし穴とは? GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 未来により現在が決められるのではなく、現在によって未来がつくられていく。今現在の自分自身の知覚、感応、直感、判断、行動の結果によって、それぞれ別の未来ができあがっていく。そこにこそ登山や冒険でなければ経験できない生のダイナミズムがあるはずだ! 未来予測のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作!!
目次
四十三歳の落とし穴
裸の山
狩りを前提とした旅
オールドルート
いい土地の発見
見えない一線
最後の獲物
新しい旅のはじまり
文庫版あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
11
2026年読み初めは『極夜行』を成し遂げた極北の冒険野郎・カクハタの次なる挑戦。冒頭で「43歳論」や「地図無し登山」にも軽く触れられているのでお得感もあり、本編となる春季北極圏での単独徒歩狩猟漂泊はもちろん命の危険を伴うヤバさ。フロンティア無き現代における角幡さんの冒険論は一般論として市民権を得るのは難しそうだが、個人的には分かりみしかない。相棒ウヤミリックとのミもフタもないやりとりはお約束のコンビ芸のようであると同時に「次こそ終わりかも」という緊迫感も。MAJIでDIEする5秒前♪ 2026/01/01
吉田正
0
ちょっと理屈っぽいところもあるけど楽しい。2026/01/14




