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内容説明
『雪女』、『ろくろ首』、『耳なし芳一』などの海外でもよく知られる怪談文学の誕生には、著者の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)だけではなく、その妻の小泉セツが、大きな役割を果たしたと言われています。
没落した武士の娘セツと両親に見放され欧米をさまよったハーン。言葉の通じなかったふたりが出会い、心を通わせ、「怪談」を誕生させました。
苦しくてもあきらめなかったふたりの生き方に、誕生のひみつがあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かな
34
小泉八雲とセツの物語。数奇な運命をたどったラフカディオ・ハーン。武士の家系に生まれたが武士の時代が終わりをつげた明治の時代に生を受けた小泉セツ。二人の出会いからいかにして小泉八雲が誕生し、また日本の昔話や民俗学を翻訳ではなく再話として生まれ変わらせたのか。今年の夏に読んだ小泉八雲の怪談と言う本を読んだときに柳田国男の「遠野物語」とは違い、人から聞いたり読んだりしたそのままを翻訳したのではなく若干のアレンジ、そして物語化されていると感じたと思ったのだが、この本を読んで納得がいった。児童書だが読んでよかった。2025/12/19
ほんわか・かめ
16
「あなたの話、あなたの言葉、あなたの考えで語ってほしい」とハーンはセツが語ってくれる話を楽しみにしていた。『怪談』は小泉八雲名義ではあるけれど、努力家のセツと日本が持つ本来の姿を愛したハーンが2人で紡いだ作品であることが伝わってくる。児童書でありながら、訳のない英文も出てくる。ハーンが何を言っているかわからないという体験をしてほしいという意図らしい。それをわからないままにするか、わかろうと努力するか。2人の努力が伝わってくる。“八雲”という日本名がハーンの生き方にぴったりで、命名したおじいさんグッジョブ!2025/09/28
kino06
13
子ども向けなので、史実や2人の言葉がわかりやすく物語仕立てになっていて、もしかしたら、関連書籍数冊の中で一番感動したかも。 ハーンが不遇な幼少期や家族愛に恵まれない人生を送ったがゆえに、セツや我が子とその親までも大切にしたことや、セツがいかにしてハーンとコミュニケーションをとって、物語の執筆を支えたのかが描かれています。子猫のエピソードや“マツノトキ アリマシタナイ”も出てきました。 「ばけばけ」大好きな方にオススメ!2025/12/20
サルビア
9
子供向けに書かれた本なので非常に読みやすかった。すぐに読み終わってしまった。セツとハーンのあたたかい夫婦の会話になごんだ。実際はどうかわからないけれど。ハーンが日本のことを書いている途中で近代化に突き進もうとしている日本に幻滅していく様子に胸が痛かった。それはセツも同じだろう。ともに幼少期、辛い時を過ごした二人。お互いを思いやり、愛情をもって子供を育てたことは幸せさったのだろう。願わくば、二人が私の枕元にたち、あの世で幸せに暮らしている様子を話して欲しい。2025/12/07
ナオミ
4
「小泉セツとハーンの物語」 タイトルにあるように八雲でなく、ハーンの物語。八雲になるまでの過程がわかるお話だった。ことばの通じないセツとのやり取りなど、苦労が絶えなかったと思う。それを楽しくふたりで乗り越えてく様子もよかった。子ども向けの児童書なので言葉もわかりやすく私にはちょうどよかった。これから観るドラマがさらに楽しみになった。2025/11/24
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