内容説明
人類は呪術的な画像イメージの段階から、概念的思考が可能な文字テキストの時代を経て、150年前に「写真」という新しいメディアを得た。写真以後、映画、TV、コンピュータを含め、著者が称するところの「テクノ画像」(複製メディア)の時代へと突入する。このメディアは一見現実をそのまま捉えるかにみえるが、「装置」が介在し、制作、流通、受容の場を支配する。 脱産業社会/情報社会における人間の「自由」はどう得られるのか?文明論的考察。
目次
はじめに
I 画像
II テクノ画像
III 写真装置
IV 写真行為
V 写真
VI 写真の流通
VII 写真の受容
VIII 写真の宇宙
IX 写真の哲学の必要性
用語解説
解説/文明の大転換のさなかに――20世紀末にフッサールをどう読むべきか
訳者あとがき
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