集英社新書<br> 朝鮮の王朝外交 “ややこしさ”からの気づき

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集英社新書
朝鮮の王朝外交 “ややこしさ”からの気づき

  • 著者名:森平雅彦【編】
  • 価格 ¥1,166(本体¥1,060)
  • 集英社(2026/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087213973

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内容説明

大国と隣り合う朝鮮半島の王朝は、シビアで「ややこしい」国際関係をいかにして生き抜くことができたのか? 侵略の被害や大国への従属、事大主義のイメージが押しつけられがちな朝鮮史を刷新。中国・日本・周辺諸国との緊張と交流の紆余曲折を読み解き、朝鮮の王朝国家の躍動的な国際関係の歴史を描き出す。本書では、七名の専門家達が、古代・高麗・朝鮮時代の特徴や面白さを時系列に沿って語っていく。図版も数多く収録。現代の困難を乗り超えるヒントが満載。専門性も兼ね備えた最良の朝鮮史入門!

目次

はじめに――ややこしくも豊かな国際関係へのいざない
第1部 古代
第1章 古代史の概観
第2章 二正面作戦を回避せよ!――古代東アジア世界における高句麗の外交・軍事戦略
第3章 拝借とオリジナルのあいだ――5・6世紀の百済における南朝将軍号と官位
第4章 国内統合とディアスポラ――統一新羅の統合政策と百済・高句麗遺民問題
第2部 高麗時代
第5章 高麗時代史の概観
第6章 地域限定の天子?――高麗の君主は皇帝なのか王なのか
第7章 「華風」好みのリアリスト――高麗王朝の外交と文化意識
第8章 はじき出されず、呑み込まれず――モンゴル帝国の覇権と高麗
第3部 朝鮮時代
第9章 朝鮮時代史の概観
第10章 侯国外交のアポリア――朝鮮王朝の事大と交隣の両立
第11章 忘れられた真実――朝鮮・後金関係と「交隣」の行方
第12章 外国商人は入るべからず――朝鮮後期の国際通商
むすびにかえて――そして“ややこしさ”は続く
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

17
三国時代から朝鮮王朝までの朝鮮半島外交史。日本人の名からは時にややこしく、時にひたすら中国などの大国に「事大」するだけの単純なものに見えてしまう半島諸王朝の外交だが、執筆者たちは、それは見る者の理解が追いついてないだけだと言う。各時代の外交、あるいは国の成り立ちの諸相を丁寧に追っている好著。宋代に大陸自体が諸勢力に別れる中で時に皇帝を称するなど「僭擬」を行い(ただ、それも必ずしも一定してなかったようだが)、その後モンゴル政権が成立すると、巧みに立ち回った高麗のあり方が興味深い。2026/01/19

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