世界は負債で回っている

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世界は負債で回っている

  • ISBN:9784492315699

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内容説明

経済を本当に動かしていたのは「借金」だった。
過去50年間のGDP上位7カ国の債務を徹底分析。
ペンシルベニア州の銀行・証券局長官も務めたベンチャーキャピタリストが「負債の経済学」という新分野を切り開く。

「借金」こそが、現代経済のエンジンであり、破壊者だ。
経済学の常識を覆す、衝撃の真実!
◎GDP成長の正体:経済成長には「新たな借金」が不可欠である
◎格差の元凶:負債が増えるほど、株と不動産を持つ「上位10%」だけが富む
◎危機の予兆:見るべきは「政府の借金」ではない。「民間の借金」の急増だ
◎日本の教訓:バブル崩壊後の日本は、世界の「未来」を先取りしていた
次の金融危機を防ぎ、繁栄を取り戻すための「処方箋」がここにある。

「トリクルダウン理論を信奉する人々は、一点を除けば正しいということになる。
下にこぼれ落ちてきたのが、資産ではなく債務だったということだ」(本文より)

あなたは「借金」の本当の恐ろしさ(とメリット)を知っていますか。
私たちが信じてきた経済モデルは間違っていた。
「負債の経済学」が明かす、成長と格差のメカニズム。
◎マネーの真実:「お金」とは、誰かが「借金」することで生まれる
◎中国の時限爆弾:不動産バブルと恒大集団の悲劇はなぜ起きたのか
◎貿易立国の罠:ドイツの輸出モデルが抱える脆弱性とは
◎徳政令のすすめ:借金漬けの世界を救う唯一の道は「債務免除」だ
米、英、中、仏、独、印、そして日本……
世界経済を支配する「7大国」のバランスシートが示す未来図。

デヴィッド・グレーバー『負債論』を実証。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」「USA Today」ベストセラー。

目次

序章:なぜ「借金」が増えると、私たちは豊かになるのか
第1章:経済成長の正体は「借金」だった
第2章:誰も知らない「真の支配者」民間債務
第3章:富裕層だけが知る「錬金術」のからくり ―― 株式、不動産、格差
第4章:世界経済を操る「3つの勝利の方程式」
第5章:米中「2強」の財布の中身を透視する
第6章:暴走するインフレと「コロナ・バブル」の崩壊
第7章:負債の暗部 ―― 金融危機は「突然変異」ではない
第8章:借金漬けの経済に「出口」はあるか
第9章:「借金帳消し」
エピローグ:債務は創造者にして破壊者

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん。

4
GDPの成長には債務が必要なのだが行き過ぎた負債は一時的な景気後退を生み出す。しかし負債によってもたらされるインフラ、たとえば住居などの不動産や鉄道などは次の時代の繁栄をもたらす。2026/03/11

かずい

3
経済成長は新マネー借り入れによって生じるという話。信用創造のことだが、政府債務は民間資産へと変容する、経常収支赤字は外国の資産へ移転するなどバランスシートをベースに思考している。富裕層の債務は資産を伸ばし、低所得者の債務は生活の重荷になる。提言では低所得者層でも資産を持つことを勧めている。ただし、民間債務政府債務とも加速度的に増えすぎると経済停滞を導くとする。指摘すると図が見にくい。またMMT理論ではない。2026/03/19

スコットレック

3
正直、内容はよくわからなかったのだが読みやすかった。自分が興味のある分野だという事と、知っている単語はたくさん出てくるからか。 最後の第9章は具体的な提言なので理解しやすかった。基礎研究、国内の製造業の復活。これらは日本だけの問題ではないのだな、と。2026/03/12

chiro

2
負債に良い負債と悪い負債があるのだとしても、それを見極め事は難しいが負債を投資の結果としてある程度のスパンで考えると経済を成長させる手段としては有効であった事は歴史が示している。ただその中には、特に不動産に多く見られるバブル現象は定期的に生まれているのも事実であり、その対策として国家があるという構図である。もちろん、金融危機における政府の介入には不公平感が強いのも一方では事実てあるが、経済を活性化させる過程では容認せざるを得ないと思う。2026/04/11

Akiro OUED

2
お金は、負債が生み出す。マクロ的には、日本政府の借金が、家計の資産に転じる。負債の経済学は、政府じゃなくて家計の負債に着目する。なので、日本経済もしばし安泰か。政府債務削減は、金持ちが多く負担しないと、低・中所得者が割りを食う。金持ちの消費税率だけを上げる仕組み、できないかな。2026/02/23

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