内容説明
世阿弥には、息子がいた。自らや父・観阿弥すらも凌駕する才能を持つ嫡男・元雅。だが元雅は観阿弥同様、何者かによって暗殺され、観世家は世阿弥の弟の子・音阿弥へと継承された。一介の能楽師が何故、暗殺されなければならなかったのか。
弔問のため天川を訪問する小松崎も合流し、元雅が最後に舞を納めた天河大弁財天社へと旅する棚旗奈々と桑原崇。南北朝の歴史を辿り、天川で起きた悲しい死の真相を見抜き、世阿弥がその傑作に秘めた暗号を時を超えて解き明かす!
著作累計300万部超! 高田崇史が贈る、唯一無二の歴史ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
53
今回の舞台は天川。南朝、後南朝のあれこれや楠木正成、世阿弥の謎をタタルが語ります。別のことで楠木正成を思い起こしていたタイミングだったのでちょうど良かったです。いつか行ってみたいです。2026/02/10
igaiga
13
今回は殺人事件がなく、読みやすかったです(笑) そう・・・現実の殺人事件に使われるページが楠木正成とか世阿弥とかに使われているのでとてもよかった。そしてタタナナの夫婦仲が良すぎて読んでて幸せになりました。特に「鬼学入門」のラスト。2026/01/24
agtk
2
能に関しては、ほとんど知識がなかったので、とても興味深く読めた。今回は殺人事件もなくたっぷりタタルの語りを堪能できた、と思ったらあのエピローグ。鬼学入門は久しぶりに読んだが、十歳の男の子に話して聞かせるという設定なので分かりやすい。2026/02/06
むみあお
0
実はこの事件が…と思い読み始めたが今回は殺人事件に巻き込まれることなく終わった、珍しいパターン。でもこのシリーズはその部分よりも、タタルの歴史蘊蓄というか違った一面を楽しんでいるので良かったように思う。巻末の話も何度となく読んだ事なので新鮮さはなかったけど、とっても良かった。2026/01/25




