内容説明
白ヤギばかりの大学のヤギ部に、黒ヤギ「チャー」と茶色いヤギ「ゲラ」がやってきた!今までにない色の新入りと古参白ヤギたちのドラマチックな化学反応を期待するコバヤシ学長だったが……。小林ゼミ慣例・卒業生へのプレゼントづくりで動物ポーズをとらされ「アクスタ」になったり、学生たちが学内で思い思いに品物を披露する「ぷらいべいと博物館」に展示されたアライグマの骨から40年前の旧友を思い出したり、殻に穴があいたカタツムリを保護して「カタツムリ(陸の巻き貝)とイシタダミ(海中の巻き貝)の殻修復能力の違い」から生き物の進化を考察したり……。学長になったからこそ生まれた新しい視点で、ヒトと動物の生態を鋭く考察。限られた時間でふれあう動物たち・学生たちへの気持ちがより深まった最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にしがき
13
👍👍👍 安定の先生シリーズ。いつのまにか21巻目。先生も学長になられていた。いつものように先生の生き物への愛情が溢れている。/カタツムリの章はかなりの驚きだった。殻に開いた穴を修理(中途半端だけど)するなんて!2026/02/22
七月せら
9
学長として忙しい日々を送りながらも、生き物たちとのふれ合いを大切にし、知的探究心も忘れず、学生たちの成長を後押しする――そんな小林先生の意欲的な毎日が伝わってきました。表題のカタツムリは、私も昔よく飼っていたので、殻の穴がどのように修復されていくのか興味深く読みました。表紙写真の可愛い動物はハムスター。小林先生とハムスターは意外な組み合わせに感じましたが、読んでみると「なるほど」と思える内容で、続報も楽しみです。2026/02/03
すももんが
3
表紙のジャンガリアンハムスターの写真に魅かれて思わず手に取ってしまった。ヤギやハタネズミ、モモンガなど、写真をみるだけでも可愛いくて楽しめる。2026/01/18
ecuas
3
見かけるとタイトルが気になってつい借りちゃうシリーズ、もう20巻にもなるのか。毎度のことながらニッチな話題も多いのだけど、嬉々としてそれぞれの動物の行動に疑問を持ち、それを解明しようとする好奇心の塊のような姿には思わず惹き込まれる。学問の本質はこれに尽きるのかも。学ぶことに興味があるかどうかとかじゃなく、教える側が自ら率先して楽しみ、その様子を見せることで、どんな学問も楽しめちゃうんじゃないかな。学ぶための学問ではなく、好奇心を満たすための学問って感じか。子供にも学ぶことの楽しさは積極的に伝えていきたい。2026/01/14
ときわ
3
先生が学長に!素晴らしい、おめでとうございます。でも学長になるといろいろ制限もあるようで。以前と同じ大学生活が出来ない。そんな中でもどうにか動物と触れ合おうとする小林先生。動物と触れ合うのは先生の生き方そのものだから。本作では過去の話も多く、もしかしてまとめに入ってる?過去の話多めでも良いからこれからも書いて欲しいです。2026/01/03
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- 運命の時刻表 文春文庫




