内容説明
黒ヤギ・ゴマはビール箱をかぶって草を食べ、コバヤシ教授はツバメに襲われ全力疾走、そして、さらに、モリアオガエルに騙された!自然豊かな大学を舞台に起こる動物と植物と人間をめぐる、笑いあり、涙ありの事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
101
先生、シリーズ8冊目。相変わらす、愉しい先生である♪「食物になる植物の生態を知り、それを手がかりに探し出す」これは、狩猟採集生活に適応したホモ・サピエンスの脳が本来一番喜ぶ活動なのだそうだ。今回は結構、真面目である。2014/07/16
Rin
53
【図書館】鳥取環境大学は変わらず、とても楽しそうでした。今回は、土壌生物にツバメにツタ物語、ももんがの森とバリエーションも広い一冊です。普段、生活しているとバタバタして、草花や土、空などに意識を向けることが減っていると気づかされます。もっとゆとりをもって、自分で意識して自然を感じる時間を持てるようになりたいです。ワラジムシやダニ、アリも登場するけれど、普段は苦手だなぁという気持ちを持ってしまっている生き物たち。でも小林先生にかかるとそれらの生き物たちが可愛らしく感じられるので、本当に楽しく読めます。2016/01/23
わんこのしっぽ
33
先生シリーズ、今回も楽しみました。虫が苦手なので第一章はさらっと流しました(笑)今年ツバメの子育てを見守ったのでツバメの章に出てきた、海外では野性動物が利用しやすい建物、橋の構造を研究している話は興味深い。懸命に生きる生命の強さ、儚さが凝集された一冊。2014/08/14
あつこんぐ
32
枯れ葉にさえ愛情持って見守り「ソの枯れ葉」という名前まで付け、挨拶を交わし、その場に居なくなった枯れ葉に「来るべきときが来たのだなー」と思う小林先生。それだけにゴマの死は本当に辛く、落ち込まれたのではないかと思います。モリアオガエルの偽物に騙されても学生に「えへへー、まんまと騙されてしまったぁ」と怒ることもなく、また嬉嬉としてヤギの焼印を押す先生は永遠の少年ですね。周りの学生さん達も優しい雰囲気が伝わってきて、楽しんで勉強してるんだろうなと思います。良い師に巡り会えて幸せですね。2017/08/15
canacona
25
動物と植物と人間を巡る事件を人間動物行動学の視点で描くとありますが、違います、鳥取環境大学教授の日常が、人間動物行動学を通して楽しく描かれていてます😂先生の嫌いな太くて長いミミズ。私の生まれ故郷北国には存在せず、西日本に来てから知りました。最初見たときは蛇かと。地元民は平然と手づかみで草むらにリリースしてました。騒ぐのは私だけ。暖かいとミミズもここまで大きくなるのかと思ったら、別種なんですね。最後のヤギ部の話はちょっとホロリ。このシリーズはもうずいぶん出てるんですね。遡って読みたいと思います。オススメ。2020/07/31
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