内容説明
病気で逝った弟を気丈に見送る小1のお兄ちゃん、バスケコーチだったお父さんの亡骸と遺族みんなで最後のハイタッチ、幼子の遺体に「触らないで」と懇願した若い母親、孤独死した故人に掛けた上着から出てきたドングリの真実……。死で繋がりが途切れるのではなく、お別れの時間を通して、家族は絆を紡ぎ直してゆく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さちこ
46
生きてるうちに今を大切に人にも接しようと思った。2026/03/29
たか厨
20
2026年2月刊。この筆者の本は初読み。納棺師の筆者による、担当した遺族たちの中で、特に記憶に残った言葉や行動を紡いだ回想録。本書を手に取って初めて知ったが、筆者には『最後にありがとう』と言えたなら』という前著があり、本書はその続編という形だ。とはいえ内容的には独立しており、本書から読んでも大きな差し支えはない。ただ続編のせいか、「納棺師とは何か?」を説明する、まえがきなどがなく、いきなり本題から入るので、そこはワンクッションが欲しかった。私も映画『おくりびと』のお陰で(続)2026/06/08
倫敦バス
4
納棺師の本。葬儀場のスタッフとか、誰にでも訪れる死というものを扱う職業の人たちは表にはあまり出てこないが、必要な方たちだ。書かれてはいないが、きっと嫌な目にあったこともあるだろう。大切な人の死に向き合わなければならない遺族は気が立っているだろうし、非常識な人はこういう時も非常識だし。それでも亡くなった人の尊厳、残された人たちの心のために働いてくれる。ありがたい。2026/06/14
なのは
1
幼い弟を見送る幼いお兄ちゃん、なんて悲しい。2026/06/03
ミネチュ
1
たまたま図書館の新刊コーナーであるのを目にして借りてみました。 納棺師である著者が様々な納棺の場面を描いたものです。 家族との別れの場面である納棺の場は、同時に故人への愛情や故人からの愛情を思い出したり、あるいは新たに知ったりする場面のため、涙無しでは読めません。2026/05/17




