新潮選書<br> プーチンの歴史認識―隠された意図を読み解く―(新潮選書)

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プーチンの歴史認識―隠された意図を読み解く―(新潮選書)

  • 著者名:上月豊久【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 新潮社(2026/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106039416

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内容説明

決して頭の中を覗かせない男の本音は、彼が発表してきた論文やスピーチの中にある。ロシアの成り立ち、正教の役割、統治の基本概念――難解とされる論文の数々に、何が省かれ、歪曲されているのか。プーチンの「洗礼の十字架」とは何か。なぜ「大動乱の時代」を嫌悪するのか。前ロシア大使が権力者の「内なる思考」を浮き彫りにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yutaro13

20
元駐ロシア日本大使でロシア史研究者でもある著者が、ロシア史を振り返りながらプーチンの歴史認識と行動を読み解く。ロシアとウクライナの歴史を改めて学ぶ良い機会になった。プーチンが歴史に強い関心を持ち、それを政治に利用していることがよくわかる。国内の混乱は外国の干渉を招く、ロシアには強い指導者が必要、常に敵に囲まれている――という歴史観が彼の行動につながっている。ピョートル大帝やエカテリーナ2世を尊敬しながら、実際にはクリミア戦争で敗れたニコライ1世に近づいているとの指摘が印象的。ウクライナ情勢を注視したい。2026/10/11

ねこまんま LEVEL2

6
ロシアのウクライナ侵攻を支持することはできないが、なぜ戦争を引き起こしたのか歴史背景を僅かではあるが知ることができたのは収穫。プーチンについては誰よりも歴史を学んでいるし愛国心に満ちている。プーチンの考えていることの全てが悪いことではない。自国にも通ずるものもある。ただ武力で解決しようとするのは間違っている。私はそう思う。2026/10/03

K.C.

4
駐露大使を経験した筆者による本。ロシア史を俯瞰して解説する。ロシアといえば日露戦争とロシア革命くらいだし、日本史では往々にして時間切れになる。ましてソ連に至っては。一連のプーチンの行動が、こういう思考軸で回っているんだなというのが、少しだけ理解できた気がする。だからって支持するわけではないが。2026/09/09

ゆーじ

3
著者の上月さんは8年間駐ロシア大使としてご活躍され、寸暇を惜しんで奥さんとロシアを旅したようです。ロシアの歴史を象徴する記念碑や建築物の写真も紹介し、今に至るロシアの原図を壮大なドラマのように描いています。そしてプーチンがどのように大ロシアを解釈しているかを明確にしていてこの一冊で彼の歴史認識が学び取れます。2026/03/29

冬薔薇

2
ロシアの成り立ち、正教の役割、プーチンの愛国主義への利用、ウクライナとロシアの宗教上、歴史上の複雑で深く絡んだ内容。読み応えあり。2026/06/28

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