内容説明
独居老人のごみ屋敷でめぐりあう、5人の便利屋と3人の闇バイト。腐敗と悪臭に満ちたものたちの何を捨て、何を残すのか? 文藝賞作家による衝撃のハウスクリーニング小説。
「金も未来も、きっと見つかるにゃ。」独居老婆のゴミ屋敷で5人の便利屋が出会った「本物の世界」――熱量に満ちた言葉と圧巻の展開による、各誌絶賛の文藝賞受賞第一作。
衝撃のハウスクリーニング小説!
「あなたたちは世界のしくみを知らないの。本物の世界から捨てられた人がいることも」
独居老婆が暮らす一軒家のごみ清掃に訪れた、便利屋の社長・佐竹ほか4名。その前日、佐竹は皆の日当を含む百万円を入れた封筒を、悪臭に満ちた膨大なごみの中に落としていた。やがて老婆の過去が明らかになるにつれ、あらぬものが見つかると同時に闖入者が現れて……。
【各誌絶賛!】
惹きつけられずにはいられない――水上文
ダイレクトに五感を揺さぶる強烈作――菊間晴子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケンイチミズバ
72
認知症の独居老人宅がいわゆるゴミ屋敷。清掃・整理・廃品回収業者がゴミのジャングルで作業を開始して自らもゴミのような存在かもと認識するまでを純文学で表現した作品。音で雨を表現する、今の気持ちを擬音で表現する詩的な?部分もあるものの漂う臭気がそれを打ち消す。夫が亡くなったことすら認識できず、回収業者の一人を夫と思い込んで話しかける依頼主の老婆との会話は成立するものの、そもそもこの人はどうやって業者に作業を依頼することができたのだろう。必要とされることのなくなったモノ、ヒトたち。暴力の後のラストは想像通り。2026/01/06
toshi
12
読まなきゃ良かった・・・の一冊。 老婆が一人で住んでいるゴミ屋敷の片付けに行った便利屋4人。 死体が発見されたところに、三人組(見張りの一名は逃走)の強盗がやって来る・・・。 途中まではどういう展開になるか期待しながら読んでいたけれど、どんどんつまらないただのドタバタになって行く。 時間の無駄だった。2026/01/12
ぷよ
1
ハウスクリーニングの話かと思ったら ハウスクリーニングではあるが 登場人部皆曲者で、色々と事情がある感じ。 まだそれだけならいいけど 段々意味がわからなくなっていった。 何を見せられてるのか? 映像にしたら、見るも無惨な様子でしょう。 臭いもすごそうだし。。結局…なんだったんだろう?2026/01/17
トト
1
整形を繰り返す馬場、アル中の江田島、考古学専攻大学生韮崎、年長者アラフォー浜松の4人を率いる佐竹社長は、便利屋の仕事で老女の住むゴミ屋敷を片付けるという話。章ごとに各人にスポットを当てて描かれる十数時間。100万円を落としてたり、近所の子供が絡んできたり、闇バイトの連中とか、いろいろ起きるが、たんたんと話が進む。赤い封筒以外大した回収もされず、どっちらかったまま迎える結末は100%勇気でした。2026/01/14
トテイク
0
清掃員。やがて、歯車が狂い、乱入があり、爆発して、静かになって、痛みと、汚物と陽光とゴミと小学生の歌。 古谷実が小説を書いたらこうなるのかもしれないとなぜか思う。映画化すると思う。2026/01/13
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