岩波ブックレット<br> 歴史は“強者ファースト”か? - 日本社会にはびこる歴史否定を世界的に考える

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岩波ブックレット
歴史は“強者ファースト”か? - 日本社会にはびこる歴史否定を世界的に考える

  • ISBN:9784002711171

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内容説明

自国の負の歴史を正当化する歴史否定論は一九九〇年代後半から日本で本格的に展開し,教科書にも影響を与えるようになった.いま「自国ファースト」などのうたい文句で各国の政治体制と連動しながら,排外主義を呼び込んでいる.韓国,米国はじめトランスナショナルな視点で身近に潜む歴史否定についてわかりやすく伝える一冊.

目次

はじめに――歴史を強者の道具としないために
第1章 なぜ歴史否定論がヘイトの源泉になるのか?(板垣竜太)
第2章 消えた「慰安婦」記述――狙いうちにされた歴史教科書(加藤圭木)
第3章 社会に広がる歴史否定論,そのカラクリ(倉橋耕平)
コラム「日本人ファースト」にひそむ罠(岡本有佳)
第4章 韓国のニューライトと歴史否定論はなぜ生まれたのか?(趙慶喜)
第5章 共謀の歴史否定――北米と日本(米山リサ)
インタビュー『主戦場』ミキ・デザキ監督に聞く(聞き手 岡本有佳)
第6章 「自由契約」は成立していない――破綻するラムザイヤー論文(吉見義明)
さらに知りたい人のためのブックリスト
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2026/02/25

左手爆弾

1
岩波ブックレットなので、品質は保証されている。言っている中身もよくわかる。ただ、やっぱり最近の出来事に対峙するためには、こういうアプローチでいいのだろうかと感じる。要するに、面白くない。『歴史修正主義』(中公新書)などはきちんとした内容であると同時に、読んでいる興味深さも感じたが、こちらはタイトルにきちんと答えている感じはしない。歴史を書くのは誰なのかという問題であれば、もう少し読みやすかったように思う。2026/01/31

らんこ

0
もっと歴史全体の話かと思ってたけど、慰安婦問題が中心だった。「反日種族主義」は私も読んで、まさに、ついに韓国内で反日を非難するようなのが出てくる時代が来たかとか思ってた。でも、なんかそれすらも仕組まれているというか、意外といろんなものたちが私たちの思想を方向ずけようと企んでるのかもと思った。とはいえ、この本自体も私を方向ずけようとはしてるから、様々な情報から、考えて自分で選びとるしかないなと思わされた。2026/03/14

ジュリアン

0
中公新書の『歴史修正主義』を読んだあたりから、この分野に興味を持った。中島敦の「文字禍」に、「歴史とは、実際に起きたことか? それとも書かれたことか?」というという問いかけがある。歴史を語るのは、いつだって強者だった。しかし、今もそうか。もはや歴史などフィクションだと諦めている人や無関心になっている人が大多数なのではないだろうか。亡国の大統領は、あらゆるものを否定し続けている(この一文に誤字はない)。実際にあったことではなく、声の大きい者が主張することが正解となる。そんな時代に私たちは生きている。2026/02/23

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