内容説明
民主主義の機能不全がささやかれる今、私たちはいかに自由を失うことなく他者と社会を築けるのか。民主主義論の第一人者である著者が、ルソーの名著から熱きメッセージを読み込む。
「入門書の入門」とも言うべきわかりやすさで、『社会契約論』のキモが100ページのボリュームでわかる!
【目次】
はじめに いまの政治に疑問を感じる人へ
第1章 ルソーはどんな人だったの?
第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?
第3章 一般意志って結局何なの?
第4章 ルールを作る人と実行する人は別?
終 章 いま『社会契約論』を読む意義って?
『社会契約論』の翻訳について/次に読みたい本
ルソー略年譜
『社会契約論』の翻訳について
次に読みたい本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
10
1人の思想家を取り上げ、100頁前後でまとめるというコンセプトは講談社現代新書100「今を生きる思想」シリーズとも共通するが、こちらは書き下ろしならぬインタビューによる語り下ろしという形を取っており、より取っつきやすい。ルソーの生涯と面倒くさい個性、そして『社会契約論』のポイントがわかりやすくまとめられている。ルソーが日本で受け入れられた事情や、「ルソーは民主政を否定したか?」といった誤解されやすい部分もフォローされている。「今を生きる」という点ではこちらの方こそと思わせられるよき入門書。2026/03/16
ネコ虎
7
これは酷い本だ。ひとつも古典入門になんかなっていやしない。解説も曖昧でいい加減。もやもやとして人をだまくらかす書き方に辟易する。ルソーを評価しろって言うがもうちょっと真剣にルソーの問題点も踏まえて書いてくれ。これは何も知らない中学生向けか情弱者向けなのか、バカにすんなといいたい。2026/02/07
おさと
5
こういう本をたくさん読んで知識を身に着けたいと思うのだけど読んだらすぐ忘れてしまう。繰り返し読むしかないか。2026/03/16
しゅー
4
★★★う〜ん、ルソーってば、かなりトガった人だったのね。いまだったら炎上上等のネット論客かしらん。人と一緒にいたい、でも人に合わせるのは面倒くさい、そんな原始的な感覚から議論がはじまるのが分かりやすい。そしてルソーの思想を安易に単純化した俗説(フランス革命を起こした的な)が論駁されている。(本筋じゃないけど「むすんでひらいて」はルソー作曲じゃないよーと言うあたりはチコちゃん的に掘り下げて欲しい。)また、日本におけるルソー受容の歴史も興味深かった。「一般意志2.0」はピンと来なかったので著者の見解に同意だ。2026/02/15
読書熊
3
今ルソーを読む意味。理想を失わない意義2026/03/27




