内容説明
あの青の向こうに、あいつが好きだった星があるーーチャンビ青少年文学賞受賞!痛々しいほど透明な少年たちの心の傷を描いた感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
21
僕のクラスメイトは親に虐待されていた。みんなは見てみないふり?彼は愛を知らない。だから彼は北極星(ポラリス)になりたいと言った。自分と生育環境が違う相手を思い(考え)、15歳は理解し合えたらこんな味方にはなかなか出会えないだろう。他人を知り、理解する事で彼らは成長していく。しかし…15歳が抱えるにはこの現状(環境)は重すぎはしないだろうか?と読んだ。2025/10/24
遠い日
5
少年たちが胸に抱えたものが重く、必死で生きる姿に目を逸らすことができなかった。ユルの自己嫌悪と他人と関わることができない過ごし方。イ・ドヘのあまりにも無惨な、自己否定。自分を無くすことでしか今この瞬間をやり過ごすことさえできない虚無感と諦観。ユルがソ・ジヌクとの関わりの中でたまたま知った彼の苦悶。誰もが口にはできない苦悩を、ごまかしつつ生きていることへの共感。少しずつ変わっていくユルに成長を見たし、中学生という時間を迷走したことが彼らの中で芽吹きを促すこととなった事実に、心揺さぶられた。2025/10/09
📖®書店員🍵
4
普通ってなんだろう?当たり前ってなんだろう?人間らしいってなんだろう? 無垢な主人公の心の内に触れていく度に疑問が浮かび、モヤモヤとした気持ちが膨らんでいく。普通、普通じゃない、当たり前、当たり前じゃない。それは一体誰が、何処を見て、どうして決めているのか。どうしてそれが当たり前で普通になったのか。些細な出来事から主人公の心や考え、行動に影響を与えるこの作品は思春期を迎える少年少女、そしてその家族にも読んでもらいたい。 多様性、特性、個性を受け入れようともがいている時代だからこそ必要な一冊だと感じました。2025/08/16
よし
3
ユルは自分が抱えた問題が大きすぎて、無感覚でいることに慣れ過ぎていたけれど、イ・ドへとの出会いや、ソ・ジヌクや、キム・ジミンと思わぬ場面に出くわしたことで、少しずつ変化していきました。特にイ・ドへは、ユルに大事な言葉をたくさんくれます。実はイ・ドへも苦しい境遇にいて、ユルにかけた言葉はもしかしたら自分自身に言い聞かせていたものだったのかもしれない。イ・ドへとユルがもう会うことが無くても、きっとお互いの中に大切な存在として残るのだろう。それは何にも代えがたい素敵なことだと思いました。#NetGalleyJP2025/10/09
トト
2
2000年生まれの韓国人小説の訳本。中学3年15歳の少年が大人への階段を登る思春期の話。大人が読むと青臭いと思うだろうが、この時期は世代、国籍を超えて、似たようなものなのだろう。例に漏れず大人の自分はあまり感情移入は出来なかったが。2025/12/20
-
- DVD
- あなたの名前を呼べたなら
-
- 洋書
- CONTREJOUR




