内容説明
太宰治の名作「走れメロス」を、「待たされる男」にされたセリヌンティウスの目線で描いた表題作ほか、「ロミオとジュリエット」「トム・ソーヤーの冒険」「あしながおじさん」などの作品を、脇役目線で再構成。パロディではない、感動の名作スピンオフ短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
biba
9
「走れメロス」は、学校で習った時に「セリヌンティウスはどう思ってたんだろうか」と考えていたことを思い出しました。まさにその視点からだったので、「でしょうね。そう思いますよね。」と頷きながら読みましたし、フィロストラトスとの出会いなんかも意外性があって面白かったです。「あしながおじさん」は思いがけない視点で、夢中で読んでしまいました。こんな感じで書かれるとは(笑)。2025/10/30
いまちゃん
4
5作品(ロミオとジュリエット、足ながおじさん、走れメロス、トムソーヤの冒険、枕草子)の脇役が主人公の物語。足ながおじさんは、個人的には途中からジュディのこと好きになったと思っているので、解釈が違いすぎたかも。表題作のメロスは、昔から友情の物語扱いに違和感を覚えていたので今回の内容はかなり腑に落ちた(笑)しかし、とことん空気の読めないメロスに振り回されるセリヌンティウス哀れだが面白い。 2025/09/12
翡翠
3
脇役からの視点でみると、全く違うお話になる。おもしろかったです。この本をきっかけに、本編も読んでみようと興味を持つ子どもたちが増えますように。2025/09/15
し~ちゃん
3
図書館本。児童向けかと思うが、名作と言われる作品を脇役目線から描かれる。どの作品も原作ストーリーは読んだことがなく、何となくしか知らないので面白さが伝わらなかった。あしながおじさんは、ダメ男丸出しで結局お金つながりの関係性?と思わされてイマイチ。 メロスは2025/09/06
詠美
1
メロスが走っている間にセリヌンティウス。あしながおじさんをしている間のジャービス等名作五作品を別の登場人物から見る。 コメディかと思えば枕草子の美しい日本語の世界、ロミオとジュリエットの親友の後悔、トム・ソーヤの青春と読み応え充分2025/09/10




