文春e-book<br> おまあ推理帖

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文春e-book
おまあ推理帖

  • 著者名:諸田玲子【著】
  • 価格 ¥2,000(本体¥1,819)
  • 文藝春秋(2026/01発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163920559

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内容説明

愛らしいおまあさんが江戸の難事件を解決!

愛嬌のかたまりのような江戸のおばあちゃん“おまあ”が解くのは…殺人事件!?

2026年はアガサ・クリスティ没後50年。クリスティが産んだイギリスの田舎町に暮らす老婦人探偵、ミス・マープルを、時代小説家の諸田玲子さんが江戸の浅草に生まれ変わらせました。

丸顔で黒目がちな目、いつもニコニコしてするりと他人の心の奥に入り込むおまあさん。江戸は浅草、浅草寺の西方にある幸龍寺の一角の小家で、庭で野草を育てお茶を皆にふるまう気ままな隠居暮らしをしています。

そんなおまあの家には女たちが集い、様々な悩みや事件が持ち込まれます。

密通を告発する怪文書がそばに置かれた死体(「うごめく怪文」)、茶碗屋で亡くなった後妻の袂に入っていた米粒の理由(「袂に米粒を」)、大昔に当主と妻女が亡くなったという凶宅・榎屋敷の怪事件(「眠れる殺人鬼」)、南町奉行所の同心への殺人予告(「先触れ殺人」)、先代将軍の美貌のお中臈をめぐる謎(「銅鏡はくもって」)、鎌倉の材木商から破格の報酬で頼まれた大山詣りで明らかになった事実(「復讐の咲耶姫」)…と、それぞれの章のタイトルもミス・マープルシリーズからインスパイアされています。

愛らしいおまあですが、実は手裏剣の名手。過去には命を受けて“ある仕事”に携わっていたり、南町奉行の根岸肥前守鎮衛と秘密の関係があるという知られざる一面がありました。
〈鳥舞のおまあ〉と呼ばれていた当時の仲間である、〈夜駆のおりゅう〉〈怒髪の勝次〉たちと協力して謎を解く連携プレーや、合羽長屋の少年・乙吉との交流にも心温まるミステリです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

itica

61
寺の一角の小家を借り、隠居のような暮らしをする「おまあ」は訳ありの過去を持つ。一見、普通のおばさんのおまあが周囲で起きた殺人事件を解決したことで、いつの間にか探偵役になって事件を解決に導く短編集だ。江戸時代とは言え殺人が起こりすぎて、おまあの身にも危険が及んでドキドキする場面も。それとは対照的におまあのかつての恋がせつなすぎて別の意味でもドキドキ。 2026/01/19

とみーる

5
書店でミステリ新刊のところに無いなあと思ったら時代小説コーナーにあったw(まあそうか) マープルの翻案、楽しい。『復讐の咲耶姫』がよかった。けっこう捜査活動するので、火曜クラブ形式のお話もあればよかったかな。続編に期待。その時は「パディントン発」形式で、成長した乙吉が派遣されるとか胸熱では?!2026/01/18

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