がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず

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がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず

  • 著者名:落合恵子【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 朝日新聞出版(2025/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022521149

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内容説明

肺がんと診断された。
その直後からいくつもの選択に直面する。まずは何を選択し、何を選択しないで来たのか。
病院の選択、医師の選択、治療法の選択にはじまって、食べもの、代替療法……。
「すること」と、「しないこと」と、ひとつひとつを自分で決めるしかない。
自分から逃れることはできないのだから、悲観にも楽観にも傾かず、とにかく自分が頷ける小径を行く。いまもかけがえのない体験をつづけている。現在、わたしは元気だ。がんであることはわたしの一部でしかないのだから。
 少し前に『明るい覚悟』(2020年単行本、2024年朝日文庫)という加齢をめぐる本を書いた。病に向き合うことも「明るい覚悟」のひとつである。

〇「目次」から(一部)
●第1章 ふたつの病院
2023年6月A病院へ/生検失敗/B病院にて 2度目の生検/不信の時/7月、時間はまだある/ドアノブのないドア ひとり家族/血縁を問う――絵本『あおいアヒル』
●第2章 新しい入院先 C病院
C病院2023年8月/見逃された変化、見逃した違和感/治療法の選択/医師や看護師さんにいつ訊いたらいい?/脱毛とウィッグとロケットと/血縁と結縁  /23年秋来年のスケジュールノートブック/再入院悪寒から、身体と食べもの 
 ●第3章 放射線治療 思いだすひとびと
PS(パフォーマンスステータス)と放射線治療/放射線台上にて 池波正太郎さんの贈りもの/クレヨンハウスのこと/「ケーキおばさん」募集
●第4章 身体と病と放射線
オレゴン州ポートランドの記憶/身体の「部位」と「全体」/ヒポクラテスへ  /放射線治療室受付にて 父のために選んだ漢方/すれ違い 医師が患者になるとき
●第5章 免疫力を強化する
免疫力をあげる/「ファイトケミカルスープ」/西洋医学と漢方医学/あらためて「医食同源」/『サンタクロースっているんでしょうか』
●第6章 2度目の春そして夏
2025年4月、2度目の春――再発まで待たなくてはいけないのか?/スーザン・ソンタグ最期の日々/生活の質/シシリー・ソンダースの実践/エリザベス・キューブラー・ロス 5つの段階を辿る/散骨/絵本『ねえ、おぼえてる?』/  『ハーレムの闘う本屋』/母がいた朝、わたしがいる夏
ほんの、一部
あとがき――いま、ここから、明日へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

punyon

43
お母様の時は医療介護現場と堂々と渡り合った彼女が、いざ自分の番となると、尋ねたい事にも躊躇する気弱な普通のがん患者に変貌する。医者にとって患者はOne of them。が、患者にとって医者はすがるべきOnly one。常々私が感ずる思いをあの落合さんが抱えていた!😲ひどく驚きながら、肩を並べられた気分😊「来年はこの花を見れるだろうか?」そんな思いと一緒に今この時をできる限りの誠実さで生きる。「頑張れ」という言葉は残酷。今はあなたの背中を黙って見つめ、私にそんな時が来たら、静かにその背中を追いたいと思う2026/01/28

ぐうぐう

33
個人的なことから書く。学生の頃、落合恵子の小説をよく読んでいた。彼女が描く物語に、人物達に惹かれ、何かに憑かれたかのように読み耽っていた時期がある。いつしか彼女の作品から離れていっても、姪っ子に読んでほしい絵本や児童書をクレヨンハウスを通じて購入したりして、あるいは書店で彼女の新刊を見て、実際に読むことはなくとも手に取ってみたりして、頭の片隅には落合恵子の存在が常にあった。とはいえ、ここ最近は手に取るところで終わっていた彼女の新刊を購入し、読もうと思ったのは、(つづく)2026/02/09

aki

24
オーガニック食品&子ども向け絵本を扱うお店〈クレヨンハウス〉を主宰され、作家でもある著者が病気と向き合う、単なる闘病の話ではなく、自身の人生観の集大成のような今作。2人に1人罹ると言われているが、長年オーガニック食材を摂り入れてきていたってなるものはなるし、人によってどう転ぶかなんて医師にだって全く分からないもの。残り時間を推測できるメリットもあると言われていて、その考え方も1つであるとは思うが、当人が最後まで自分らしく生き切れたらそれで良しと思う。50年もお店を継続してこられている腕力は素晴らしい。2026/01/28

yamareco51

3
喫煙者で78歳で肺がんは特に珍しくはない気がする。生検で結果が出ないことがあることがわかった。副作用は個人差が大きく、副作用が強くないのは彼女の体(肝臓など)が強いからと思われた。入院中食材を持ち込んで食べていたところにこだわりを感じた。クレヨンハウスでケーキおばさんを募集したら500人も応募があったというのは素敵な話だと思った。2026/02/23

あやこん

3
久しぶりの落合恵子さんの本が、がんになった告白本。でも単純な闘病記ではない。医者との意思疎通の難しさも、独特な筆致だし。ちょっとしたことから話が過去に遡る。考えたことを全部書いておこうかなっていう感じで。2026/01/27

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