日本と世界の学力格差――国内・国際学力調査の統計分析から

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日本と世界の学力格差――国内・国際学力調査の統計分析から

  • 著者名:志水宏吉【監修】/川口俊明【編著】
  • 価格 ¥2,464(本体¥2,240)
  • 明石書店(2026/01/06 配信開始予定)
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  • ISBN:9784750348773

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内容説明

日本と世界の学力格差の現状の総合的な把握を試みる。PISA・TIMSSといった国際学力調査から日本の学力実態を論じるとともに、日本の自治体で実施された学力調査から、国際調査ではわからない日本の学力格差の実態について分析を行う。

目次

刊行にあたって シリーズ・学力格差 全4巻[志水宏吉]
はじめに[川口俊明]
序章[川口俊明]
1.日本の学力格差研究の現在
2. 本書の概要
第Ⅰ部 学力研究のシステマティックレビュー
第1章 学力研究のシステマティックレビュー 国内編[藤井宣彰]
1. はじめに
2. システマティックレビューについて
3. システマティックレビュー作成のプロセス
4. 考察
第2章 学力研究のシステマティックレビュー 国際編[末岡加奈子]
1. はじめに
2. 諸外国における学力研究の収集
3. 諸外国における学力研究のレビュー
4. おわりに
第Ⅱ部 国際学力調査を利用した日本の学校教育の分析
第3章 TIMSS2015データを用いた10か国の教育比較
1. はじめに
2. 方法と対象データ
3. 学校教育事情の各国比較
4. 考察とまとめ
第4章 階層による学校間格差の国際比較――学力・職業間・学習姿勢・学習習慣[垂見裕子]
1. 問題設定
2. データと変数
3. 各国・地域の教育システムによるPISAサンプルの相違
4. SESの分散、学力の分散、SESによる学校間・学校内学力格差
5. 生徒の職業観・学習姿勢・学習習慣の学校間格差
6. まとめ
第5章 学力格差の拡大・縮小に関する分析[川口俊明]
1. 学力格差は拡大しているのか?
2. 利用するデータと分析方針
3. 分析結果
4. まとめ
第Ⅲ部 X市のデータを利用した学力格差の実態分析
第6章 学力の階層差とその経年変化の動態――潜在曲線モデルを用いた分析から[中村瑛仁]
1. 問題の所在
2. データの概要
3. 学力の基本傾向――男女差、経年変化、階層差
4. 学力の階層差の推移――潜在曲線モデル
5. まとめ
第7章 中学生における進学アスピレーションの階層間格差
1. 問題設定
2. リサーチクエスチョン
3. データと変数
4. 進学アスピレーションの変化と階層差
5. 進学アスピレーションと成績変化の関連
6. 結論
第8章 階層と学力――社会関係資本の多寡と効果に着目して[垂見裕子]
1. 問題設定
2. データおよび変数
3. 分析結果
4. まとめ
第9章 多重対応分析による子育て空間の分析[川口俊明]
1. 子育てと学力の格差をどのように捉えるか
2. 回帰分析と多重対応分析
3. 利用するデータの概要と分析方法
4. 分析結果
5. 考察
補論 Rを用いたPISA・TIMSSの分析[数実浩佑]
1. はじめに
2. データの取得とRの導入
3. 基本的な分析
4. 分析事例
5. おわりに
まとめ[川口俊明]
おわりに[志水宏吉]
監修者・編著者 略歴

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