内容説明
◆NHK「100分de名著」の人気指南役が贈る、待望のエッセイ集◆
──あなたは、何を伝えたかったのだろう。
あの日、贈られた言葉や、まなざしの意味を、時をこえて抱きしめる。
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【本文より】
彼女のためだったらできることは何でもする、そう心に決めて毎日を生きていたが、そうした思いを、はるかに超えるような強度で、彼女は、私のために全身全霊で生きていた。そのことにこのときまで気が付けなかった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
94
いつもの若松さんと雰囲気が違うなあと思いながら読む。師の井上洋治神父が法然に私淑したのは有名だが、親鸞、日蓮だけでなく、曽我量深や金子大榮が登場し、唯識派の伝統が語られたりする。あとがきを読んで納得。本書は、真宗大谷派難波別院の月刊新聞「南御堂」の連載とある。若松さんが菊地枢機卿と対談した正月のNHKの番組でも語られたように、フランシスコ教皇の諸宗教間対話そのものである。もちろん、いつもの通り含蓄のある言葉の数々も:良心は個人に属するのではなく普遍的人間に連なる。人材教育ではなく人間教育。手仕事の意味。2026/01/08
なおみ703♪
9
「運命を育む」人間は、未知なる場所からの襲撃を受けるように運命と出会うのではなく、それまでの人生を費やして、自らの内部で運命を育んでいる。私たちは誰かに決められた道を歩んでいるのではなく、毎瞬、それを創造していることになる。誰もが、毎日を生きることによって新たな生涯を創り出している。2025/12/21
Mari.
0
少し宗教の話が多め。あまり元気がない時に読みたくなりそう。 2025/12/24
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