内容説明
神変夢想流の町道場主・小野塚鉄斎が所持する乾雲丸と坤竜丸。その二刀を賭けた試合の日、名刀を奪取せんと男が乱入した。独眼隻腕の怪剣士、丹下左膳。乱闘の末、乾雲丸は左膳、坤竜丸は神変夢想流道場の俊才・諏訪栄三郎の手に渡るが……。左膳の剣が華麗に舞う。林不忘の不朽の名作「丹下左膳」。昨年末、NHK-BSで「特集時代劇 丹下左膳~大岡越前外伝」が放送され好評を博した。その脚本を小説に仕上げた令和版「丹下左膳」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
40
昨年末、NHK-BSで放映された時代劇ドラマのノベライズ。といっても私はドラマ版をまだ観ていない。作品としては新作の文庫書き下ろし時代小説を読むように楽しめた。展開が早くて二転三転し、描写もキビキビとして読みやすい。二振りの刀の争奪戦という題材も面白く、剣戟シーンが豊富。また丹下左膳はなぜ隻眼で片腕なのか?ダークヒーローの誕生譚としても興味深く、この内容であればドラマの方も観たくなった。後ほど鑑賞をするつもり。それともともと私は原典の林不忘の「丹下左膳」を読みたい思っていて、いずれ手に取り追って読む予定。2026/01/24




