甘蔓情話 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ

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甘蔓情話 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ

  • 著者名:山本一力【著】
  • 価格 ¥2,239(本体¥2,036)
  • 潮出版社(2026/01/05 配信開始予定)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784267024849

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内容説明

時代小説の名手・山本一力が、
自身初となる中国の歴史を題材とした小説に挑み
話題となっている、月刊「潮」連載中の
小説『蒼天有眼──雲ぞ見ゆ』シリーズの単行本第二弾!

中国の歴史をモチーフとしたシリーズの今作は、
日本に饅頭(まんじゅう)を伝えた林浄因(りんじょういん)をめぐる物語──。

元代末期の至正五年(一三四五年)。
杭州・西湖に近い禅寺で寺男として働く林浄因は、
幼馴染の丹錘とともに日々を誠実に過ごしていた。
そんなある日、凍結した厳寒の西湖で修行のため
日本から渡来した禅師・龍山徳見と出会う。
氷の張った湖で転んだ幼い姉弟を救うその姿に
浄因は深く心を動かされる。
異国から来た僧との出会いは、
やがて林浄因の運命を大きく動かすことに。
浄因は禅師の故国帰国に従い、日本に渡ることを決意する。
元代の杭州・西湖湖畔から、室町時代・南北朝初期の奈良へ。
そこで林浄因を待っているものとは!?
海を越え、国境を越えて紡がれる、愛と哀しみの物語──。