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内容説明
初の著書から10年、その間の成長の軌跡と、トライアンドエラーの数々を綴った、獺祭 会長・桜井博志の最新作です。現代のマーケティングの常識では「馬鹿だねぇ」と言われそうな遠回りも多かった。しかし彼は振り返って、こう言い切ります--「やりたかったから」。40年前、桜井博志が山口県の山奥の小さな酒蔵の跡を継いだ時、目の前にあったのは、ジリ貧の売上とやる気を失った社員。負け組の酒蔵という絶望的な状態の中、販路を東京に見出し、純米大吟醸「獺祭」を生み出した。「美味しい酒を造りたい。美味しいと言って飲んでほしい」それだけを追い続けてひた走った「獺祭」は、日本から世界へ、そして宇宙へと天翔けていく--。
西日本大水害で被災し、コロナ禍の売上げ減でも歩みを止めず、パリに直営店を出し、ニューヨーク酒蔵建設でも幾多のトラブルに見舞われながら乗り越え、今もまだ挑戦は続いています。
ピンチに陥った時こそ次の一手を決断する。それは、挑戦を恐れ、小さくまとまることをよしとする風潮に逆行するような経営術。悩める経営者、ビジネスマンにこそ読んでほしい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
14
京都ブックパークで、出版社のブースで購入。「獺祭」の海外進出を中心に、酒蔵の奮闘を現会長が語っている。大企業ではないからこそできるチャレンジのあれこれは、大変そうだが楽しそうだ。海外にも理解者がいる一方で、やはり海外では日本の常識は通じない。お膝元の日本では酒米の調達に苦労するほか、抵抗勢力もありコロナ禍があり、集中豪雨での水害があり、ヒューマンエラーもある。軽妙な語り口ですいすい読める。そもそもの獺祭のポリシーや製造方法について誤解していたので、この本以前のことが書かれた筆者の前著を読んでみたい。2025/12/26
モビエイト
3
久しぶりの獺祭 櫻井会長の本を読みました。 獺祭は日本だけではなくアメリカにも工場を建て、コロナの危機にも耐え、これから1000億に向けて日本の日本酒を世界に認知される事を目指して。 日本酒はただただ売上がジリ貧になっていく品種を蘇らせた獺祭が社名に、時間の流れを感じます。2025/12/21
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