集英社インターナショナル<br> 労組日本プロ野球選手会をつくった男たち(集英社インターナショナル)

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集英社インターナショナル
労組日本プロ野球選手会をつくった男たち(集英社インターナショナル)

  • 著者名:木村元彦【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 集英社(2025/12発売)
  • 【24時間限定!】昭和の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍(4/29)
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  • ISBN:9784797674712

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内容説明

1985年11月、「労働組合日本プロ野球選手会」が設立された。設立から40年。初代会長の中畑清や、FA制度導入の立役者・岡田彰布、球界再編問題で奮闘した古田敦也、FA権取得期間の短縮を勝ち取った宮本慎也、東日本大震災時に開幕延期を訴えた新井貴浩、そして執筆当時会長だった會澤翼など歴代の選手会長を取材。球界で巻き起こった様々な事件の真相を明らかにするとともに、日本プロ野球選手会の存在意義を伝える。

目次

序章 日本プロ野球選手会の存在意義とは何か
第1章 労組創設者、中畑清
第2章 目に見えないファインプレー、陰の功労者たち
第3章 ヤクルト選手会を復帰させた男、尾花高夫
第4章 FA制度導入の立役者、岡田彰布の「仕事」
第5章 スト決行、古田敦也の決断
第6章 田尾安志、新球団という葛藤
第7章 「ポスト古田」に自ら手を挙げた宮本慎也「ここからやろ」
第8章 踏まれても踏まれても真っすぐに、『はだしのゲン』になった新井貴浩
第9章 10年後の選手のために 會澤翼

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

21
中畑清という人のNPBにおける功績は巨人の名選手、横浜DeNAの基礎を築いたのみならず、NPBの選手による労働組合の立ち上げに尽力したという事を初めて知る。その後の現在に至るまでの歴代の選手会長や選手の権利獲得に尽力した人々のエピソードに心打たれた。2026/03/27

hideto

11
スポーツノンフィクションライターとして全幅の信頼を置いている木村元彦さん。そんな彼の新刊を見つけ、早速読み始め。プロ野球選手の権利がほとんどないに等しかった時代に労働組合を立ち上げ、今に至る道筋を作った方たちの軌跡です。最初の立ち上げにあの中畑清が関わっていたことに驚いたり、その後も紆余曲折を経て、今のプロ野球界を築いてきたことがよくわかります。特に20年前に起こったストライキ。あの決断がなかったら、今頃プロ野球はどうなっていたんだろうかと思います。一プロ野球ファンとして、大変読み応えのある一冊でした。2025/12/08

どら猫さとっち

10
スポーツの格好良さは、選手や試合だけじゃない。その裏で労働組合があることをご存じだろうか。スポーツ選手もまた労働者である。設立から初代会長の中畑清から、古田敦也、宮本慎也など、歴代の会長を取材し、労働組合としてのプロ野球を浮き彫りにしたノンフィクション。選手の熱い想いは、球場だけに留まらない。人間として生きるため、奔走しときに対立しながら、受け継いでいった男たちのドラマが本書にある。2026/04/22

imagine

9
著者とタイトルで即決。期待通り、劇画を彷彿とさせる熱い一冊だった。創立からの歴史をリアルタイムで知る世代だが、想像以上の苦労があったことを痛感。その中で、交渉相手と心が通じたり、裁判官を唸らせたりといったドラマが丁寧に描かれている。新井貴浩をはじめ、選手の生い立ちを丁寧に追う著者の手腕も見事だ。ハイライトは何と言っても古田敦也の球界再編問題への対応だが、人気解説者の座を捨て楽天の初代監督を引き受けた田尾安志がやはり素晴らしい。損得よりも矜持を重んじ、試合でも結果を出する漢たちを、少しでも見習っていきたい。2026/01/28

バーニング

6
一人の野球ファンとして非常に読んだ甲斐を感じられる一冊だった。選手会の前身組織が発足した1980年代初頭から物語は始まり、絶好調男こと中畑清が団体交渉などの労働法的な権利を持つこともできる労働組合としての選手会を立ち上げようとするところが序盤。一度揉み消された過去があるため、絶対に球団オーナーたちにバレないように数年単位の時間をかけて当時の現役選手たちに説明、説得に奔走する様は本書でも詳述されている2004年の古田の姿を思わせる。しかしその古田の活躍もまた、1980年代のキヨシの粘り強さが下地だったのだ。2025/11/27

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