内容説明
人気作家がホテルで毒殺
集団になじめず、人の顔色を読むのも苦手
あのモーリーがふたたび!
MWA最優秀長編賞最終候補作、バリー賞・アンソニー賞最優秀新人賞『メイドの秘密とホテルの死体』に続く、味わい深いミステリー
五つ星の〈リージェンシー・グランド・ホテル〉のティールームで、世界的に人気のミステリー作家が、ある「秘密」を発表する会見を開くことになった。ところが、当の作家が会見場で倒れて絶命し、毒殺と見られることから殺人事件の捜査が始まる。まず疑惑の目が向けられたのは、作家にお茶を供した新人のメイドと身近にいた作家の個人秘書だった。メイド主任に昇進していたモーリーはふたたび殺人事件に巻き込まれるが、作家とのあいだにほかの誰も知らない繋がりがあった……数々のミステリー小説賞に輝いた前作に続く切なくも心温まる独特な味わいのミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
23
『メイドの秘密とホテルの死体』の続編。あのモーリーがメイド主任として周りから信頼され愛されている様子が嬉しい。今回は著名なミステリー作家がホテルで重大発表をする直前に殺されるという事態に直面。実はモーリーはその作家と過去に関りが。この過去について語られる様子が、モーリーの祖母の強さと愛情の深さが描かれていて、現在進行形の事件よりも読んでいたくなる程。実際、作家が殺された事件はミステリとしてはちょっと弱いけど、祖母とのエピソードとモーリーの成長の他に、モーリーのしたたかともいえる強さが見れて楽しかったです。2025/10/05
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
21
居心地の良い美しく整ったホテルと、そこでキビキビと働く掃除好きのメイドが主人公。コージーミステリーの王道みたいな感じ。観察眼が鋭いという触れ込みの主人公であるが、あまりそんな感じはしない。「刑事に向いてる」と言われるが、すぐ気を失うような人は無理じゃないのかな。心が乱れた時は徹底的に磨き倒す、というキャラがあるのだから、そちらが何かの解決の方法かと思ってしまった。2025/12/12
み
18
読みながら前作を思い出してました。モーリーが、むっちゃ成長してて(@_@)後輩を指導してる!次作も翻訳されるとイイな。でも、このホテル評判は大丈夫なのかしら…、お話しとはいえ。2025/09/06
練りようかん
13
第二弾。五つ星ホテルのメイド主任に出世した主人公。見込んだ新人が淹れた紅茶で人が死んだ。最も犯人に近い人物と目されどうする?と思う始まりで、事件現場や被害者の悪評、ミステリー小説振興会の人達がちょっと前からウロウロしていて、取り巻く状況の王道ぶりがお祭りのテンションにさせるが、並行して語られる少女期の回想は同じ王道でも気分が滅入る。特異な映像記憶能力が手がかりに役立つけれど、真相は主人公に奇妙な縁がなければ解けなかったであろうもので、サプライズがまた別の縁に掛かっているところが良かった。第三弾も楽しみだ。2025/09/14
ごへいもち
11
とても読みやすかった2025/08/26




