内容説明
「まだ0時前、夜は長い」ーーコネ入社の会社で広報の仕事をしながら、潔く自由な「生(性)」の日々を過ごしているOLカスミ。ある日、何か始まりそうな出会いが!? 著者初の長編小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
157
鈴木 涼美、3作目です。 本書は、著者初の長編小説、純文学的官能譚、今時の性的に奔放な若い女性は、こんな感じでしょうか❓ 但し、本書では、芥川賞は獲れないと思います。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001092.000012754.html 【読メエロ部】2026/01/30
アキ
71
著者の経歴から編み出された主人公の二十七歳のカスミは、ヤリマンで会社の上司、部下だけでなく、60を越えた教授も、同じマンションに住む男性にもカラダを開く。そんな女子の頭の中を覗き見しているようで、文章も長く、頭がクラクラする。金原ひとみの小説を彷彿とさせるが、それよりも筋金入りのように感じさせる。昼休みにランチに行く処女を、最後に処女風の不倫略奪女子社員と呼び名を変えるなど、どこかユーモラスな日記風な男の関係遍歴は、異性との性体験による関係の構築に幻想を持つ二十代女性の哀しさと可笑しさを表しているようだ。2026/02/07
いちろく
17
夜職をあがりコネで広報の職についたカスミの性に奔放な日常。薄毛整形外科医、鼻の穴に白髪を蓄えた学者、うるんだ瞳の上司、ツートンカラーの新聞記者、鼻プロテーゼの派遣社員、処女風非処女など、登場人物たちの多くの名称が役職やSEX時の特徴などで描かれており唖然とする。一方でカスミが苗字や名前などで呼ぶ少数の登場人物もおり、心の距離感や信頼感が明白な一面も。エロエロな内容の中にも状況描写や風景描写などの冷静な場面転換や惹きつける表現もあり最後まで読ませた。きっと著者が見聞きした内容も少なくないだろうな……と察す。2025/12/29
chuji
4
久喜市立中央図書館の本。2025年11月初版。初出「スピン/spin」第1号〈2022年9月〉~第9号〈2024年9月〉。元キャバ嬢のOLカスミの自由奔放な性生活譚。2026/01/07
higassi
3
★★★☆☆ 毎日新聞の書評欄で表紙が紹介されていたのがきっかけで読みました。OLカスミの自由奔放な生(性)を描いた作品。オジサンとしては身につまされる言葉も多かったです。2026/01/07




