地域から国民国家を問い直す――スコットランド、カタルーニャ、ウイグル、琉球・沖縄などを事例として

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地域から国民国家を問い直す――スコットランド、カタルーニャ、ウイグル、琉球・沖縄などを事例として

  • 著者名:奥野良知【編著】
  • 価格 ¥2,288(本体¥2,080)
  • 明石書店(2025/12発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750349084

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内容説明

一つの国家に一つのネイション(国民=民族)と一つのアイデンティティしか認めない「国民国家」と対峙する少数派は吸収・統合されるしかないのか?それとも独立か?複数のネイションが共存する国家は可能なのか?欧州、カナダ、中国、日本を例に考察。

目次

はじめに
第1章 総論――「国民国家」の問題を考えるに当たって[奥野良知]
第2章 〈イギリス①〉スコットランドの独立運動とイギリス政治のゆくえ[山崎幹根]
はじめに
1 スコットランド独立運動の歴史的背景
2 2014年9月 独立を問う住民投票
3 その後も続くSNPの躍進
4 スコットランド法の改正と権限移譲
5 2016年6月EUからの離脱を問う国民投票
6 2017年下院選挙と今後のゆくえ
第3章 〈イギリス②〉北アイルランド自治の現状と課題[福岡千珠]
はじめに
1 分断と自治
2 「自治」なき時代
3 ベルファスト和平合意後の「自治」
4 紛争の停止から対話の実現に向けて――「多極共存型民主主義」の評価
おわりに
第4章 〈スペイン①〉問われているのは「地域」か「国家」か――自己決定権をめぐるバスクの動向を追う[萩尾生]
はじめに
1 「バスク地方」とは――空間領域意識の問題
2 バスク・ナショナリズムの系譜
3 バスク自治州体制
4 自決権をめぐる駆け引き
5 今後のシナリオ
第5章 〈スペイン②〉カタルーニャ・スペイン問題――問われているのはスペインの多様性、民主主義、人権[奥野良知]
1 カタルーニャの独立派と反対派
2 スペイン・カタルーニャ問題略史
3 1978年憲法の制定と自治州
4 新自治憲章の制定(2006年)と違憲判決(2010年)
5 ラホイ国民党政権による再中央集権化
6 独立に向けた「プロセス」の開始(2014年~)とスペイン政府の対応
7 住民投票、独立宣言、自治権停止
8 「政治犯」とカタルーニャ問題の国際化
むすびに代えて――終わらないスペイン・カタルーニャ問題
第6章 〈カナダ〉ケベック問題が問いかけるもの[太田唱史]
はじめに
1 国民国家とトルドーの国家観
2 カナダ国民形成とケベック・ナショナリズムの興隆
3 揺れ動く国家観
4 ケベック問題の本質
おわりに
第7章 〈旧ユーゴスラヴィア〉コソヴォの独立を考える――独立宣言から10年を経て[柴宜弘]
はじめに
1 コソヴォ紛争とは
2 どのような独立だったのか
3 独立以後の問題
むすびに代えて
第8章 〈中国〉〈国民国家〉と〈国際関係〉の中の新疆ウイグル自治区[田中周/鈴木隆]
はじめに
1 中国共産党の民族政策の概観
2 新疆ウイグル自治区における中国共産党の国家建設
3 中国‐中央アジアの国際関係からみる新疆ウイグル自治区
おわりに
第9章 〈日本〉民族の自己決定権に基づく「復国」としての琉球独立――中華民国・琉球関係、国際法、カタルーニャ独立を導きの糸として[松島泰勝]
1 琉球独立を巡る中華民国の外交
2 琉球独立の国際法上の正当性
3 国連、国際法を活用した脱植民地化運動
4 カタルーニャ独立が琉球にとって持つ意味
むすびに代えて――県民投票後、琉球は何をすべきか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッキー

1
世界の事例をこれだけ並べると現状はこれで良いのかという思いになる。果たして、国家の規模とはどうあるべきか。マンデルは通貨統合は無理だと。規模が無ければ出来ないこともある。こういった姿勢が無関心と言われていた。考えさせられました。参考になります。2020/01/05

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