内容説明
2010年6月「シベリア特措法」が成立,施行された.戦後補償の観点からいえば画期的だが,あまりに遅すぎた救済であると同時に課題も多い.なぜ65年もかかったのか.この法律は誠実に施行されていくのか.抑留者の子や孫の世代にまで残る悲しみを見つめながら,政治・行政の姿勢を問い,課題解決の可能性を探る.
目次
第一章 「シベリア抑留」とはなにか
第二章 シベリア特措法 六五年目の成立
第三章 特措法の課題
第四章 パンドラの箱
第五章 遺族たちのシベリア抑留
おわりに
シベリア抑留関係年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星辺気楽
2
「自分から進んで」戦争をやった兵隊には恩給があり、まったくの被害者であった、空襲被害者には何の補償も与えられない国ってなんなんだでしょう。2016/12/14
星規夫
2
シベリア抑留被害者への補償がほんの一年前にようやく為されていたなんて、全く知らなかった。70年近く経った今でも、戦争は続いているということか。2011/11/08
キンケード&グリーンウェル
1
最近、抑留経験者の高齢化が更に進んだと言う新聞記事を読んだため興味を持ちました。今から10年程度前まで本書のような政治のやりとりがあったことが驚きです。私の祖父はシベリア抑留を経験していますが、ほとんど教えてくれず21世紀に亡くなりました。私の世代でまた聞きですがもう少しだけでも次の世代に伝えられたらと思います。2025/03/20
てんきゅ
0
戦争なのだから、国民全員が我慢しろ。 という理屈。また相手がソ連だから、交渉も腰が抜けてるわなあ。2016/07/18




