公明党の決断:連立離脱と新たな挑戦

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公明党の決断:連立離脱と新たな挑戦

  • 著者名:斉藤鉄夫【著】/佐藤優【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 第三文明社(2025/12発売)
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  • ISBN:9784476034417

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内容説明

2025年10月、公明党は歴史的な決断を下した。「政治とカネの問題」に一切妥協しない姿勢を貫き、四半世紀にわたって続いた自民党との協力関係に区切りをつけた。
本書は、斉藤鉄夫氏が、離脱に至る「魂の葛藤」と「中道改革勢力の軸」としての決意を語り、連立離脱の決断を「歴史的偉業」と評する知の巨人・佐藤優氏が、その経緯と今後の政治のあり方を鋭く分析する一冊だ。
「存立危機事態」における従来見解からの逸脱や、「非核三原則」堅持の明言回避、さらには「防衛装備移転」の見直しを図ろうとする政府に対し、冷静かつ的確な分析を通して警鐘を鳴らす。
「政治とは光の当たらない場所に温かい光を届けるためにこそあるべき」と語る斉藤氏を代表とする公明党は、いかなる未来を描くのか。
日本政治の転換点を記録する、覚悟と再生の対話録がここにある。

目次

まえがき 佐藤優
第一章 連立離脱の経緯と評価
最後まで悩んだ連立離脱
麻生・高市自民党執行部とは心のありようが異なる
創価学会の価値観抜きに公明党は語れない
一人の公明都議の声が〝予型〟だった!?
第二章 野党としての公明党
野党と官僚から評価される公明党
公明党は三年以内に再与党化する
多党化と選挙制度改革の行方
政治版の〝魂の独立〟
習うべきは池田先生の〝二段階の戦い方〟
第三章 公明党の展望
「政治とカネ」の問題を解決できるか
足もとの物価高対策と〝政府系ファンド〟の創設
日中関係をいかに考えるか
対米関係と核兵器廃絶
「スパイ防止法」をどう考えるべきか
これからは公明新聞が大事になる
比較第一党も夢ではない
あとがき 斉藤鉄夫
著者略歴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

幸猪

17
佐藤優氏へのリスペクトから手に取った本。緊急事態条項、防衛装備移転、スパイ防止法といった自身が気になった論点を、推進論と慎重論の両面から丁寧に整理されて、単純な賛否に流されない視点を与えてくれる。中道的人間主義を軸に「生命・生活・生存」を最優先とする党の綱領は国力重視で見る政治がどれだけ個人に富の影響を与えるのかを懐疑的に問う。やはり格差是正の為に中道が与党にくいこんでいく事はこれから先必要だと思った。2026/01/31

gtn

14
衆議院解散、2月総選挙とあわただしい中、与党連立離脱に至った理由を知りたくて読む。高市総理発足に当たり、首相に靖国神社参拝の慎重化、政治と金の問題解決を求めたという。「信教の自由」は憲法で保障されているのに、軽々に撤回する首相。哲学がないことを露見。政治資金パーティー券収入を政治資金収支報告書に不記載にすることは明らかに違法なのに、言葉を濁す首相。要は信条もモラルもないということ。クリーンな政治を党是とする同党が、道連れにされる筋合いはない。2026/01/17

Sakie

11
自民との連立解消時の斎藤代表の会見は、深くは知らない私が見ても筋の通った品格あるものだった。生命尊重、人間主義の価値観政党。公明党の成り立ちや党是について、初めて知ることばかりだった。連立解消前後の政情、目下の争点に対する各党のスタンスなど実情を知る政治談議は特に興味深い。公明党が与党時代に培った知識と経験、官僚の信頼は日本をぐんと良くする力を持っている。今回の選挙には間に合わないのだろうか。しかしいずれ現政権が支持を失う時期は早いだろうと佐藤氏は予見する。そう願う。取り返しのつかない事態になる前に。2026/02/04

ロビン

11
公明党斉藤鉄夫代表と作家の佐藤優さんの対談。2025年末に発刊された本で「中道改革連合」結成前夜のホットな内容だ。物価高対策の財源に政府系ファンドを活用―例えば、国の資産をもとに年1%の運用益を活用できれば、毎年5兆円の新たな財源となり、食料品の軽減税率を0にすることや、現役世代の社会保険料を年間7万減らすことができる―に説得力。右傾化し、非核三原則の堅持を明言しない高市政権では、中国との関係が悪化し戦争状態を招く恐れも出て来る。平和と大衆の生活・幸福を守るため、中道改革連合は今が正念場。応援していく。2026/01/18

ディスカバ

4
公明党斉藤代表と佐藤優氏の対談本。中道改革連合の結党を機に本書を手に取った。私自身、特段の支持政党はないが、いきなりでてきた中道改革連合とは何者かを読み解く内在論理に触れ、ヒントになればという思いからだ。中道とは「道に中る」と読み、人間中心との説明があった。左右の中間ではなく、中道であると。今度の衆院選ではどのような結果になるのか。勢力を結集すると票が増えるという足し算だけではないことが以前の衆院選からも明らかだ。引き算もある。これを忘れてはいけないと改めて思った。2026/01/27

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