内容説明
2025年10月、公明党は歴史的な決断を下した。「政治とカネの問題」に一切妥協しない姿勢を貫き、四半世紀にわたって続いた自民党との協力関係に区切りをつけた。
本書は、斉藤鉄夫氏が、離脱に至る「魂の葛藤」と「中道改革勢力の軸」としての決意を語り、連立離脱の決断を「歴史的偉業」と評する知の巨人・佐藤優氏が、その経緯と今後の政治のあり方を鋭く分析する一冊だ。
「存立危機事態」における従来見解からの逸脱や、「非核三原則」堅持の明言回避、さらには「防衛装備移転」の見直しを図ろうとする政府に対し、冷静かつ的確な分析を通して警鐘を鳴らす。
「政治とは光の当たらない場所に温かい光を届けるためにこそあるべき」と語る斉藤氏を代表とする公明党は、いかなる未来を描くのか。
日本政治の転換点を記録する、覚悟と再生の対話録がここにある。
目次
まえがき 佐藤優
第一章 連立離脱の経緯と評価
最後まで悩んだ連立離脱
麻生・高市自民党執行部とは心のありようが異なる
創価学会の価値観抜きに公明党は語れない
一人の公明都議の声が〝予型〟だった!?
第二章 野党としての公明党
野党と官僚から評価される公明党
公明党は三年以内に再与党化する
多党化と選挙制度改革の行方
政治版の〝魂の独立〟
習うべきは池田先生の〝二段階の戦い方〟
第三章 公明党の展望
「政治とカネ」の問題を解決できるか
足もとの物価高対策と〝政府系ファンド〟の創設
日中関係をいかに考えるか
対米関係と核兵器廃絶
「スパイ防止法」をどう考えるべきか
これからは公明新聞が大事になる
比較第一党も夢ではない
あとがき 斉藤鉄夫
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