内容説明
老剣客・武蔵ここにあり! 著者初の短編集
【著者初となる短編集ついに刊行!】
老いた剣豪の気骨、
紅職人を志す女の矜持、
若き侍からほとばしる熱情……
佐伯泰英は短編も面白い!
【収録作紹介】
老境にあるかつての剣豪・宮本武蔵のもとを柳生十兵衛の門弟が訪ねてきた。……天下の剣を極めた柳生が今さら何を企んでいる? 訝しむ武蔵はしだいにこの門弟に心を許していく――「めじろ鳴く」
女を嫌う職人衆の世界に飛び込んだおゆう。彼女の造る紅は女心を捉えて人気を博するが、おゆうを追う謎の男の影が――「寒紅おゆう」
下士の三男坊ながら、十六の若さで「龍」と称されるほどの剣の腕をもつ惣三郎。師は彼に「無殺多生の剣を極めよ」と諭す――「虚けの龍」
参勤交代の道中、家紋の入ったお鎗(やり)の穂先が強奪された。事件の背景には、国替えに伴う悲劇が――「手毬」
水泳に興じる少年たちが、水戸藩に関わる秘密を耳にしてしまう――「寛政元年の水遊び」
武者修行中の父が騙し討ちに? 悲報を受け、一路、大坂へとむかう青年剣士を待ち受ける困難とは――書き下ろし新作「妻手指(えびらさし)」
読み応えある珠玉の時代小説全6編は、佐伯泰英入門にもぴったりです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
CEJZ_
1
1P16行。2026年刊。既発作品と書き下ろしからなる短編集。ごくたまに時代小説を読んでいるが、興味はあれど知識もなく、どの作家の何を読んだらいいのかもわからず、書店に目立ってたくさん積まれていた本書を読む。表紙からしてとても目立つ。一話目を読み、「んなっ、なんだっっコレはっっ!!、ムムム」と衝撃を受け放心状態。先を読むことに挫けそうになったが、邪念を振り払い読み進め面白かった。有名な作家で著作多数なことは知っていたが…。北尾トロの佐伯作品全読破の本にも興味がありつつ、もっと佐伯作品を読みたくなった。2026/05/12
Akio Aratani
1
序章だけを集めた様だった2026/02/06
澤唯
0
名前はもちろん知っていたがこの著者の本を読むのは恐らく初めて どれも味わい深く程よい斬れ味の切り取り 短編というものをよくわかっているんだなぁという書き方 悲しいのから微笑ましいのまでどれも終わり方が良い 2026/06/10




