エンジンの逆襲 中国EV突き放す日本の最強技術

個数:1
紙書籍版価格
¥2,420
  • 電子書籍
  • Reader

エンジンの逆襲 中国EV突き放す日本の最強技術

  • 著者名:伏木幹太郎【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2025/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296209231

ファイル: /

内容説明

「電気自動車(EV)こそが自動車の未来」と語られてきたこの10年。だが普及が進むほどに充電インフラの不足や航続距離の短さ、電池原料の偏在、寒冷地での性能劣化など理想と現実のギャップが浮き彫りになる。一方で「過去の遺物」とされたエンジンは静かに進化を続けていた。ガソリンエンジンの熱効率はいよいよ50%へと迫り、実現不可能とされたレベルに達しつつある。燃料採掘や発電などを考慮した総合的な環境性能で、地域によってはEVと遜色ないか、上回る水準になっている。
日本車メーカーはEVシフトが叫ばれる裏側でエンジン開発の歩みを止めなかった。トヨタ自動車は欧州の厳しい排ガス規制に通用する次世代エンジンを提示し、ホンダはハイブリッド車(HEV)専用エンジンを刷新した。日産は“究極の燃焼”を掲げ、SUBARUは水平対向エンジンの特性を生かしたHEVを磨き、マツダはロータリーを発電用として復活させた。HEV用エンジンから水素燃焼まで多様なアプローチを同時並行で進める日本の「マルチパスウェイ戦略」に再び世界が注目し始めた。

本書はトヨタやホンダなど7社を軸に日本勢の強みと戦略を徹底的に解説する。加えて欧州のEV偏重政策が転換を始めた背景や中国勢が40%後半の熱効率で猛追する実態などを世界の潮流変化も豊富なデータとともに示す。さらにロータリー復活の舞台裏やエンジン音の価値の行方、HEVの深化など開発現場の最新の声や周辺エピソードについても多く集めた。

EVかエンジンか――。本書を読むと二者択一ではない未来が見えてくる。エンジンが次の50年へ向けて消えることはなく、新たな進化のステージに入ったことを理解できるはずだ。

目次

はじめに
第1章 50年後もエンジンがなくならない3つの理由
第2章 日本のエンジン技術は世界一
第3章 日本のエンジン・HEV技術、7社の戦略
第4章 EVシフト潰えた欧州勢
第5章 日本を追い上げる中国勢
第6章 ロータリーエンジン復活物語
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

スコットレック

2
ガソリンエンジン一つとっても、各社(日本のメーカーだけで)これほど違うとは・・。だからこそ自動車は奥深くて面白い。 気になるのはマツダ。スカイアクティブのさらなる進化、そして唯一無二のロータリーエンジンが本当に復活するとしたら相当熱いが・・。他にも中国勢の躍進、スバルの専売特許だと思っていたがさにあらずの水平対向エンジンetc。気になる話題が目白押し。 専門用語は多いが本書の敷居が高いわけではないと思う。人類の生活に欠かす事のできない道具にして相棒である車。その心臓部のこれまでとこれからを深く学べる一冊。2026/03/13

Hiroki Nishizumi

1
EVの天下はまだ来ない、内燃機関頑張れって感じか。ロータリーエンジンが上手く生かせると良いのだけどね。2026/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23106417
  • ご注意事項