内容説明
パラレルワールド×歴史改変SF×戦争児童文学
省一と大二郎は花山小学校の六年生。
ある日、教室の屋根裏に入り込んだ二人が降りてみると、そこは「太平洋戦争で日本が勝った世界」だった。
二人は元の「平和な世界」へ戻ろうと試みるが――
やがて旅の終わりに、戦慄と静かな感動が待ち受ける。
「ズッコケ三人組」の巨匠が若き日に発表し、「代表作」と自負した意欲作。
〈解説〉藤田のぼる
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かつて少年少女読者に戦慄をもたらした、児童文学の異色名作を復刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にたいも
7
那須正幹さんの名作が中公文庫から復刊!フィリップ・K・ディック「高い城の男」を好む大人やミリタリ好きティーンズにもおすすめ。ミッドウェー海戦で日本が勝利したパラレルワールドに迷い込んでしまった省平と大二郎は、戦艦好きが災いしてスパイの疑いをかけられる。〈きみたちがいま考えていることを、きみたちの生活のなかで実現することもたいせつじゃないのかな。こんな日本はまっぴらだと思うだけじゃあ、戦争はなくならんよ。国民が、いやでも戦争に協力しなくてはならないような、この日本のしくみを改めることがたいせつなんじゃ。〉2025/12/31




