ちくま文庫<br> 井伏鱒二ベスト・エッセイ

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ちくま文庫
井伏鱒二ベスト・エッセイ

  • ISBN:9784480440549

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内容説明

釣りと酒と将棋をこよなく愛し、95歳の長寿をまっとうした井伏鱒二。情緒的にならず、ユーモアと忍耐をつねにわすれず、しぶとくも愉しげに日々を送ることの秘訣を文章のうちに溶かし込んだ──。太宰治、牧野信一、青柳瑞穂などとの長い友情をシニカルにつづった人物評も収めた、日本語を読む歓びにのびのびと浸る精選集。

目次

I/終電車/はじめて見た映画/ヘットの匂を嗅ぐ/森 外氏に詫びる件/角帽の色(早稲田)/子供のときのこと/仔犬のこと/坪内逍遙先生/II/母/牛込鶴巻町/青羽雀のおじさん/面罵の熟語/釣魚記/増富の谿谷/III/晴耕せず雨読せず/小鳥の巣/阿佐ヶ谷会/支離滅裂/牧野信一のこと/余談/眼鏡/グダリ沼/雨のいろいろ/在所言葉/時計・会・材料その他/「が」「そして」「しかし」/猫/におい/IV/琴の記/七月二十三日記/釣りの旅──釣竿・魚籃/英語について/正宗さんのこと/宇野(浩二)さんの魚釣/シンガポールで見た藤田嗣治/川/青柳瑞穂と骨董/下曾我の御隠居/解説 野崎歓/初出一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ☆( ^ω^ )♬

7
1930年〜1983年という長い期間に渡って発表されたエッセイの中から37編が厳選されている。長寿なだけではなく、生涯文章を書き続けたという事が凄い。まるで小説のようなエッセイもあり井伏文学を堪能できる。面白かった。2025/11/02

pitch

3
井伏鱒二の文章が大好きだ。うまく表現できないのだけど、井伏鱒二の文は、例えばすごく変なことが起こっても、こんな変なことがあった!とは絶対書かない。いつも淡々と通常運転なのが、むしろジワジワ面白い。余計な比喩や装飾はない、けれど言葉の選び方は絶妙。永きに渡って書き続けた人にしか書けない文章だと思う。本書でも堪能しました。2025/12/03

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