内容説明
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男――山内練が現れた……。
『RIKO』、『聖なる黒夜』から連なる麻生龍太郎シリーズ、23年ぶりの長編刊行!
2026年12月頃、続編刊行予定。
著者作家生活30周年記念作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kei302
38
聖黒はRIKOシリーズ外伝として書かれた作品で、同じく外伝として保育園長探偵の花咲シリーズがあります。印刷部数が少ないこの本から読む人はいないとは思いますが取りあえず。いや~もうねえ、練の登場遅すぎ、麻生はもういいから錬を! 続きは1年後に出るそうです。ネット連載時読んだ記憶では、車で帰る道中の、元妻に執着する件と錬を養子にとかの会話が長々続いた辺りで追うのは止めてしまったので、この先が楽しみ。2026/01/08
蒼
20
麻生の中にある優しさと、愛する事に条件をつける狡さと、かつての妻が今幸せなのかを確認したいという残酷さが、読み手の心をざらつかせる。そんな麻生だから練は愛情も復讐も区別出来なくて執着から逃れられないのかとますます心がざらつく。作者様の思う所とは全くかけ離れた的はずれな感想になっているのかもしれないが、自分の読解力がしょぼ過ぎてそんな読み方しかできない、情け無い読み手ですみません。2026/01/11
猫雪
8
もう読めないと思っていたので書籍化が本当にうれしい! 麻生と練がこんなに一冊ずっと一緒に行動している話って今までのシリーズでは無かったのでは?と思うので、2人一緒に殺人事件に巻き込まれて、まるでバディもののように行動している姿がかわいくて、その姿を噛みしめながら読みました。この後どんな結末になったとしても『聖なる黒夜』本編だけでも大好きな2人です。第2部、第3部と無事に続きますように。2025/12/29
那義乱丸
4
電子書籍版を読んでいないので紙書籍になるのをずっと待ってた!練と麻生に会えて嬉しい!裏社会の人間にすら悪魔と言われるほどの練が相変わらず麻生を追っかけて甘えてるとか、なんだかんだ説教臭いことを言いつつ練を突き放せない麻生とか、ふたりのイチャコラっぷりを読めて至福。時系列はどの辺りだろ?麻生が服役後なので緑子シリーズよりは後だよね。そうすると花ちゃんシリーズあたりかな。花ちゃんは麻生のことどう聞いてたっけ。再読が間に合わなかったからわからん。第二部刊行は1年後のようで。それまでに何度も再読しよっと!2025/12/25
まり
3
柴田よしきさんは何より読みやすい。2026/01/13




