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内容説明
生誕100年。少女からキノコまで? 「内在性」を軸に、ドゥルーズの概念を通して世界を駆け抜ける、ガチのドゥルーズ入門!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gu
7
同じ著者の『ドゥルーズを「活用」する』と同様の感想になるが、対象テクストを読む技術としての入門書ではなく動機としての入門書である。読んでいて感動したり気持ちが奮い立ったりするのだが自分の場合そこから本体に挑んでも1行を読み取ることにすら四苦八苦する。ところどころ筆が走り過ぎて危なっかしい印象も受ける。2026/01/18
武井 康則
6
第一章はドゥルーズに影響したニーチェとスピノザについて。とても雑だが、新書だから仕方ない。ここまで思い切ったと称賛してもいい。第二章前半はジブリをはじめとして少女が主人公の物語映画の内容紹介。評論でなくただストーリーを書いている。構造主義全盛期のサブカル批評を思い出す。後半は科学の現場で戦った女性たち。これも伝記レベル。フェミニズム批評を思い浮かべる。第三章は他の人の本からドゥルーズのキーワードを解説しているが、解説になっていない。2025/12/25
遊動する旧石器人
2
2025年12月15日初版第1刷。『ドゥルーズ入門』という書題なのに、入門書に仕上げない著者の出版社に対するアンチを強く感じる1冊。内容は、ドゥルーズ思想のエッセンスを具体的に感じられるので、ドゥルーズの思想に触れたことのある人にはより深く感じられる。そして、ドゥルーズの思想に触れ、物事を哲学的に考える人には、新書執筆の依頼がおかしく見える。こういうリビドー経済社会に対して、俯瞰的な立場でおられる研究者は尊敬できる。新書は、論文の参考文献として不適切という時代があったことを知ってる人間には、嬉しいアンチ。2025/12/28
μέλισσα
2
既に他の人によって評されているように、いわゆる解説、入門書の類だと思って読むと困惑する箇所が多々あるだろうし、ドゥルーズ哲学に出てくる概念を定義して使用するような事もない。 故に、やはりドゥルーズの解説としては危ういと思うような箇所も十分にあるのだが、それでもこの本はドゥルーズらしさを伝えているような気がする。 既にドゥルーズの解説はいくらでも出ているし、来月も水声社から出る(ハズ)。ならばこういうのも一つくらいあっていい、というか欲しかった、という感想。2025/12/25
キャラ
0
正義棒叩きに慣れたTwitter民にはきつい提言。ドゥルーズに倣えば、彼らは一般の善悪の仮面を借りて、自分が気持ちよくなれるよう、適宜都合のいい尺度に乗っかっている。独善的なよい、単一の事象それだけで糾弾される悪というものはない。他、潜在意識、枠組みの強制をこえてゆく女性性。モナドの微細で流動的なネットワーク。菌糸組織、個と他者を超えた利害と依存、共生のリゾーム。完結した点の個があるのではなく、時々に出力されるダイアグラムが描出する線の浮き上がりにより、異なる自己と世界のつながり、襞が見え隠れするらしい。2025/12/20




