内容説明
「私、アイドルになる。アイドルになって、かつての私のように孤独な人の、生きる理由になりたい」
長く続く桜並木の一本道。あの日、私は新しい学生生活に夢を抱いて歩いていた。けれど、ささいな誤解がきっかけで、日常は壮絶ないじめへと変わっていく。教室で“いない”存在になった私が見つけたのは、母や家族との絆、そして自分自身を信じる力だった。追い詰められた少女がたどり着いた答えとは――。 SKE48元メンバーがリアリティある描写で綴る、心を揺さぶるストーリー。待望の書き下ろし小説、ついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
1
大好きな平松加奈子ちゃんの本! 家族の愛に涙しました。 2025/12/11
かな
1
元々アイドルとして大ファンだった平松先生の小説デビュー作。家族、恋愛、友人関係、そして壮絶ないじめ。心がきゅっとなってしまうくらい読んでいて辛い描写もあります。しかし、この物語には救いがあります。本人が愛に溢れた素敵な方だと知っているファン目線で語らせていただくと、彼女だから描ける、きっと、絶対、誰かの救いになる、辛くも暖かい愛の物語でした。ここではネタバレになるので明記しませんが彼女の周りの人々かける優しくも強い沢山の言葉。生きていく上で困難にぶつかった時、私はこの作品のことを思い出そうと思います。2025/12/11




