内容説明
三十三歳、パートナーはいるがモラハラ気味で結婚の予定なし、仕事にやりがいなし、特に語るべき目標もない。人生迷子中の響は社内で恐れられている“庶務のおばちゃん”こと桜子が気になっている。必要以上の業務はしないが、ランチにおにぎりを頬張る姿があまりに幸せそうなのだ。ある夜、響はあこがれの桜子と急接近する。世代を超えた絆は響の毎日に彩りを加えてくれたが、人生も友情も一筋縄ではいかなくて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
27
休憩室で楽しそうに盛り上がるおばさんに憧れる三十代の響。響のどのコミュニティにも入れずに浮いてしまってこのままで良いのだろうかという不安とか時間を有意義に過ごさなければ、何かを得なければと焦る気持ちわかるなぁ〜。人の人生について色々言いたい人は結局自分の人生を肯定したいだけなのかもしれないと思ったり。おばさんだって色々あって今がある。周りにどう思われても自分が幸せだと思う道を自分で決める事が大切なんだなと感じた。仲間達と楽しそうに生きるおばさんが魅力的な一冊だった。2026/01/20
akiᵕ̈
21
笑った笑った!なんとも痛快で、今を楽しく生きるって事の大切さもちゃんと伝わってくる。社会に出て働くのって確かにしんどくて、めんどくさくて、大変。大手で金銭的には安泰かもしれないけど、昭和をそのまま引きずってる企業体質で、上司やお局さまたちの攻撃にもうんざり。そんな中、33歳の響が憧れていたのが、いつも自由気ままに楽しそうにしている庶務にいる、ザ・おばちゃんの桜子。桜子にもしんどい過去があっての今だけど、この出会いから響も、もう周りと比べて自分の境遇に引け目を感じず自分の道を進んでいけるだろう。2025/12/31
ユウハル
11
ああ、いいな。こんな生活送ってみたい。 そこに辿り着くまでは心も体も大変だと思う。だけど今おばさんとなってこの作品を読んだら、めちゃくちゃ憧れる。しっかりおばさんになれたと思ったけどまだまだだ。そして読んでいるとおにぎりがとてつもなく食べたくなった。巻いた海苔がパリッとなるおにぎりが食べたい! 2025/12/15
ここ
9
いやー!面白かった!著者の、痩せたらかわいくなるのにね?も積んであるので、今度読もう!2025/12/29
nekomurice
5
ほんわか系かと思ったら、苦手な場面、人(モラハラ・パワハラ・悪口・ウワサ話)がたくさん出てきてずっとしんどかった。今ならあの意地悪なおばさんも紆余曲折があってこう出来上がったんだなって理解できるけど、たとえどんな紆余曲折があっても若い子を虐めるおばさんではなく、桜子さんみたいなあんなおばさんいいなって思ってもらえる芯を持ったおばさんになりたいな。。あとおにぎりはやっぱり最強フードって再確認!2026/01/18
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