双葉文庫<br> わたしは今すぐおばさんになりたい

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

双葉文庫
わたしは今すぐおばさんになりたい

  • 著者名:南綾子【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 双葉社(2025/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575528923

ファイル: /

内容説明

三十三歳、パートナーはいるがモラハラ気味で結婚の予定なし、仕事にやりがいなし、特に語るべき目標もない。人生迷子中の響は社内で恐れられている“庶務のおばちゃん”こと桜子が気になっている。必要以上の業務はしないが、ランチにおにぎりを頬張る姿があまりに幸せそうなのだ。ある夜、響はあこがれの桜子と急接近する。世代を超えた絆は響の毎日に彩りを加えてくれたが、人生も友情も一筋縄ではいかなくて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

141
『一人で生きるって悪くない』桜子さんも若いころ先輩に言われていたんですね。そして今、響に言うのだ。「自分で考えて、自分で決めなさい。自分の足で歩いて、わたしの背中を追いなさい。」あぁ、そうだね。誰かの所為になんか出来ないよね。自分の人生だものータイトルに惹かれて楽しく読んだ。いつか響も誰かに言うのかな?その頃は言わなくても生きやすい社会になってると良いな。庶務のおばちゃんの会話に懐かしさが半端なかった。私はとっくにおばちゃんを過ぎて・・(汗)2026/02/27

ネギっ子gen

74
【しんどいことはしたくない。ただ、楽しく生きていたいって思ってたら、ここに辿りついた】モラハラ気味の男と同棲している人生迷子中の響33歳は、社内で恐れられている“庶務のおばちゃん”こと桜子が気になって――。桜子の仲間である人生の先達は宣う。「女の人生はね、50も半ばを過ぎてからが本番なの。更年期も終わって、自分をしばりつけるものはもはや何もない。でもそのときにね、金、健康、友達、この3つがないといろいろ半減だから。この3つの確保だけは、今のうちからがんばるべし/それで言えば、桜子さんはいい見本だよ」と。⇒2026/06/08

tetsubun1000mg

45
タイトルと帯の言葉にひきつけられて思わずポチッと注文してしまう。 33歳で独身だが仕事には身がはいらず庶務課のおばさんたちを羨ましく感じる主人公の響。 おばさんたちの輪に入ってしまうと楽しくてしょうがないと感じるのだが、モラハラ体質の彼氏の同棲生活や職場の異動と同僚との不和などで思うようにはいかない。 気楽な物語に見せておいて終盤には、一人で生きる女性に起きた苦悩も書かれていて一筋縄ではいかないストーリー展開となる。 ひとりで生きていくのも厳しいのだが、自分で判断して決めていく人生も良いのではないか。2026/03/19

もちこ

38
仕事や家庭に人生を捧げる友人たちだが、響は何の目標も夢もなく、このままで良いのかとモヤモヤしている。 でも、庶務のおばちゃん(桜子)はいつも楽しそう。 休憩の時の話題はいつも芸能人のゴシップや、美味しいものの情報交換。 響が桜子たちと関わり始めて、変なプレッシャーから解放されていくのを見ながら、私も余計な肩の力が抜けていった。 完璧主義じゃなくても良いし、泣く夜があってもいい。夢や目標がなくても楽しく過ごせるし、そういう人生は否定されるものではない。 私も、桜子みたいなおばさんになりたい!2026/06/05

みんとあめ

37
南綾子さん3冊目。タイトルがいつも直球で好き。すでにおばさん、だけどまだまだひよっこ?道半ばだと思った。もろもろ共感し、桜子の言葉がぐさりと刺さっては、脳内で言い訳してみたり。面白かった。桜子の若かりし頃の話はほんの少し前のこと。時代は急速に変化しているけれど、心根は追いついていない。先輩方が逞しく生き抜いてこられたことに尊敬しかない。自分で考え、自分で決める。お金・健康・友達、この三つをしっかり確保しよ。自分へのご褒美という名の浪費、本当に欲しいのか見極められるようになるのが目下の課題。2026/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22979552
  • ご注意事項