内容説明
話題の朝ドラ「ばけばけ」のヒロイン・小泉セツ。八雲の妻として、再話文学の語り手として、夫と歩んだ生涯と夫妻の魂の往還を繙く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
50
小泉八雲の奥さんであり、かけがえのないパートナーということぐらいしかセツさんの知識はなかったが、朝ドラでセツさん視点での八雲の人生を見ていくにつれセツさんへの興味は膨らみ続け、この本を読んだことで更にセツさんを知りたくなった。怪談が好きで物語を聞くことが大好きだったセツさんが、八雲と出会うことで語り部としての才能を開花させ、ふたりで見事な再話文学へと昇華させた。2025/11/08
ヒラP@ehon.gohon
17
朝ドラ「ばけばけ」の副読本。ドラマで作りごとだと思ったことが事実であったり、ドラマ以上に驚くエピソードがあったり、楽しめました。2026/01/06
乱読家 護る会支持!
2
NHK朝ドラ「ばけばけ」。小泉セツさんモデルの主人公トキさん役の高石あかりさんの演歌が素晴らしく、めちゃめちゃ悲惨な状況なのに、それを感じさせない明るい演技をされています。 おそらく実際の小泉セツさんもめちゃくちゃ明るい人で異国から来たハーンさんを支えたのだろうと思います。 セツさんが頭脳明晰で、怪談を中心とした日本の伝承文学に詳しかったことが、「怪談」を生む結果につながったのは、奇跡ですね。 日本の怪談は怖くて悲しい物語ながら、辛い思いをした先人に対する日本人の優しさが感じられる弔いの物語でもあります。2025/12/22




