立東舎<br> 赤い蝋燭と人魚(乙女の本棚)

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立東舎
赤い蝋燭と人魚(乙女の本棚)

  • ISBN:9784845643448

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内容説明

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人気シリーズ「乙女の本棚」第51弾は、文豪・小川未明×イラストレーター・しきみのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

しかし、何処からともなく、誰が、お宮に上げるものか、毎晩、赤い蝋燭が点りました。

人間に育てられた人魚の少女。彼女の赤い絵が描かれた蝋燭は評判を呼び、多くの人が買い求めるのだが......。

小川未明の名作が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは『猫町』、『詩集『青猫』より』、『押絵と旅する男』、『夢十夜』、『桜の森の満開の下』、『恋愛論』、『魔術師』、『夜叉ヶ池』、『文字禍』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。

自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

111
『乙女の本棚』第51弾!それは哀しいお話でありました。我が子を思う人魚の母の愛。口先三寸卑しい香具師の男の口車に乗せられて、慈しんで育てていたはずの養い親・老夫婦の心の移ろい。世界で一番優しいのは本当に人間なのか?赤い蠟燭が印象的なしきみのイラストが好い。2026/01/04

ぐうぐう

29
人魚そのものを何かのメタファーとして捉えることが可能な「赤い蝋燭と人魚」。それは時代によって変わっていくからこそ、本作は耐久性を備えた作品になっている。また、人間界から異界への干渉ではなく、人間への憧れが人魚の人間界への侵入を許す展開(そしてその信頼が裏切られる展開)も様々な示唆を読者に促す。暗く哀しい物語だが、しきみは小川未明の小説の行間を巧みに読むことで、一筋の希望を描いている。そこがいい。2025/12/19

yuui

12
普通につらたんやしホラーでした。 昔の本て結構残酷なのが多いよね。 時代を垣間見れるというか! 何回も言っとるけど文学ってやっぱり良いよね! 最後はざまーで終わったんが良かった♪2025/12/27

hiro6636

5
北の人魚の願いと人間の獣性。2025/12/15

Tomitakeya

1
どうしておじいさんとおばあさんは育て上げた人魚の娘ではなくて、香具師の言葉を信じたのだろう。人魚の母は人の社会は美しいと思ったのだ。隣の柿は甘いという、ついつい知らないことは美しいと思ってしまう。人の心理の闇だな。2026/01/10

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