新潮文庫<br> 「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―(新潮文庫)

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新潮文庫
「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から―(新潮文庫)

  • 著者名:中村富士美【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2025/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101065410

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内容説明

ちょっとした山歩きのはずだったのに、大切な人が帰ってこない。迷子、怪我、天候変化。いつだって「たったそれだけのこと」で遭難は起きる。せめて最後のお別れがしたいと願う家族のため、著者は行方不明者を捜しに山に登る。遭難者目線で行方を推理するため家族から本人の性格や職業、趣味、思考の癖を詳細に聞き取る。入念なプロファイリングで消えた足跡を追う、驚きに満ちた六つの実話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のんちゃん

33
民間の山岳遭難捜索チームの代表中村氏による山岳遭難の実話ケース。中村氏は本業看護師。ある出会いから国際山岳看護師の資格を取り、チームを立ち上げ、現在は安全な登山の啓蒙活動と山岳遭難行方不明者の捜索のサポートをしている。私のそばには登山が趣味の人が居なく、登山は全く知らない世界だったが、今回本作を読み、著者の言う通り小学生が遠足に行く様な安全と思える山でも遭難の起きる可能性がある事に驚いた。行方不明者を捜索する為のある意味推理力や綿密な手順等にも感心した。登山は街中でも道に迷う私には無理だと再認識もした。2026/01/07

ベローチェのひととき

19
妻から廻ってきた本。6章からなる連作短編集。著者は民間の山岳遭難探察チームの代表。登山は全くやったことがなかったので、登山に関する話は知らないことばかりだったので、とても興味深かったです。行方不明者の探索では、服装は元より、対象者の性格、行動の仕方などを多角的に考えていき、この辺りに居そうだと推測していく。凄いなと思った。2026/01/17

shiman

11
山を知っているからこその捜索隊と、知らないからこその目線の捜索。登山者にもプロファイリングが有効、派手な色を身に着けるべし→黄・赤は色褪せるので身に着けるなら青、という目から鱗のとても参考になる一冊でした。いったことがあるという理由で、単独で別の季節に入山するのは絶対にやめましょう!ヤバい時は山頂をめざしましょう!2026/03/14

YONDA

11
山は低くても怖い。死が無慈悲に簡単に訪れる。警察が見つけられなければ、ほぼ亡くなっていると思った方が良いのかな…。2026/02/27

eyemu

10
知らない世界を知ることが好き。だからたまにこのような良書で出会えることがある。 山登りなんて絶対にやらないから、この出会いが無ければ存在すら知らなかっただろう団体。 おそらくこれから一生のうちで遭難もしないし、遭難者を捜索することもないと思う。 でも、だからといって知らない世界であって良いとは思わない。 ペラペラ読み始めたら、止まらなくなって一気に読んだ。面白かった。 私が行方不明になったら、こんなにお金をかけて探してくれる人はいるのかな。2026/01/09

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