内容説明
脳は「過去を思い出す」ときも「未来を描く」ときも、同じ場所を使っていた──記憶の正体に迫る
記憶とは、頭の中に情報を保存するだけでなく、感覚と結びつきながらその都度よみがえる動的な現象である──神経科学者であり心理学者でもある著者が、記憶=固定的なものというイメージを覆し、数々のメディアで年間ベストに選ばれた、知覚をめぐるサイエンス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
minochan
2
記憶と感情の繋がり。怒っているときは嫌なことが思い出されやすいので喧嘩は終わらない。長く残るのは心地よい記憶なのでヒトはすぐノスタルジーに浸る。/ある古い記憶を思い出すとそれに似た別の記憶が消えるのはなんとなくわかる。/ペアで会話しながら古い記憶を思い出すとき、想起が阻害される場合と促進される場合があるという。自分のパートナーとの関係は後者であることを願う。何十年一緒に過ごしてお互いの記憶が断片的になっても補い合っていろんなことを思い出せたら嬉しい。2026/02/17
y
1
脳のどこがどうなってこうなるのか、とちゃんと理解しようとすると私の能力がおよばないので、脳の色んな部分が役割分担と連携をして記憶が作られたり、出てこなくなるのだなと、ざっくり理解しました。 日常の事例が盛り込まれているので、楽しく読めました。 記憶の仕組みを悪用することは既に世の中にありますが、筆者のそれだけじゃないよという姿勢に希望が持てました。2026/02/11
Go Extreme
1
エピソード記憶 海馬 側頭葉 前頭葉 ニューロン シナプス 可塑性 記憶の固定化 再固定化 符号化 想起 忘却 虚偽記憶 作話 記憶喪失 情動 扁桃体 ドーパミン セロトニン コルチゾール トラウマ PTSD フラッシュバック 幻覚 精神病 統合失調症 うつ病 自己同一性(アイデンティティ) ナラティブ(物語) 主観性 客観的現実 意識 無意識 夢 睡眠 感覚 知覚 時間感覚 身体性 社会的脳 意味記憶 長期増強(LTP) デフォルト・モード・ネットワーク 神経回路 メタ認知2026/02/02
どどんぱ
1
最近物忘れなので、読んでみた。記憶というものの見方が変わった。2025/12/15
yukinobu_nagae
0
<記憶する自己>について学べば、私たちは思い出すプロセスにおいて能動的な役割を果たせるようになり、過去の足かせから自由になって、より良い未来へと導くガイドとして過去を利用できるようになる。P2462026/02/07
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